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2007年12月08日

ポートフォリオとは B

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さて、今回は、ポートフォリオの効果について。


資産はポートフォリオを組みましょう

よく言われる言葉です。

あるいは、

卵を一つのバスケットに入れるな

なんていうのもありますね。


本当にそうでしょうか

これが今回のトピックです。


よくある説明、あれが微妙に理解できないのです。

例えば、こんな説明。
Aという株に100%投資している時、その株が50%下落すると50%の損失になってしまいます。
でも、Aという株と逆の値動きをする銘柄Bにも半分投資すると、Aが50%下落してもBが25%上昇するので、ポートフォリオとしては25%の損失に抑えられます。

だからポートフォリオを組む意味があるということなのですが、ちょっと待った!

じゃあ逆に、Aが50%値上がりした時はBが25%値下がりしてしまうので、儲けは25%にしかならないのでは?

単純に考えると、これはリスクを分散した分、リターンを下げる投資方法でしかないわけです。
リスク半分のかわりにリターンも半分。
それが上記説明の例です。

株式と債券の組み合わせの説明も似たようなもの。
株式と債券の値動きは逆相関(要するに逆の動き)なので、分散投資することによりリスクが抑えられます。

でもそれって、リターンも抑えられるということなんですよね。
つまり、分散投資とは、リターンを抑える投資方法とも言えるわけです。

では、ポートフォリオを組む意味はないのか

散々話をふって申し訳ないのですが、

ポートフォリオを組む意味はあります。


厳密に言うと、ポートフォリオを組むと、リターンは減少するが、リスクはより減少する ということが理論的に証明されています。
これがポートフォリオ理論とよばれるものです。
ポートフォリオ理論(Portfolio theory)

一般的に、モダンポートフォリオ理論のことをポートフォリオ理論と呼んでいる。最適なリスク管理を数学的に分析する為の考え方。

リスクとリターンのトレードオフのなかで、「どのような選択をおこなうべきか」、「どのようにリスク管理をおこなうのか」、「そのコストをどのように評価するのか」ということなどを示すものである。
野村證券 証券用語解説集

このポートフォリオ理論。
内容は別の機会に譲るとして、一時かなり学会ではやりました。
なんせ、お金を儲けるための理論ですから。

かなりはやり、そして理論が進歩し、ノーベル経済学賞を受賞する研究者も出ました。
以前破綻した、LTCMのロバート・マートン博士とマイロン・ショールズ博士もそうでしたね。

参考までに、この記事の末尾に、近年のノーベル経済学賞受賞者を載せておきます。


◆過去の関連記事

 ●ポートフォリオとは @
  http://hokuhoku-portfolio.seesaa.net/article/62784175.html

 ●ポートフォリオとは A
  http://hokuhoku-portfolio.seesaa.net/article/62789499.html

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年度受賞者・団体国籍受賞理由
2007レオニド・ハーウィックスアメリカ経済学者たちが効率的な取引メカニズムや規制計画、投票手続などを突き止める上で貢献
エリック・マスキンアメリカ
ロジャー・マイヤーソンアメリカ
2006エドムンド S.フェルプスアメリカマクロ経済政策におけるインフレ率と失業率との関係についての分析
2005ロバート J.オーマンアメリカゲーム理論を通じて、紛争や協調に対する理解を深めた
トーマス C.シェリングアメリカ
2004フィン E.キドランドノルウェーダイナミックなマクロ経済学「経済政策の時間整合性と実物的景気循環論」への貢献
エドワード C.プレスコットアメリカ
2003ロバート F.エングルアメリカアーチ モデルによる経済の時系列分析手法の確立
クライヴ W.J.グレンジャーイギリスコインテグレーションによる経済の時系列分析手法の確立
2002ダニエル カーネマンアメリカ不確実性の下での人間の判断など、心理学的研究を経済学に導入した
バーノン L.スミスアメリカ経験的経済分析、特に市場メカニズム研究において、実験的手法を確立した
2001ジョージ・アカロフアメリカミクロ経済学における情報の非対称性がある市場の分析
マイケル・スペンスアメリカ
ジョゼフ・スティグリッツアメリカ
2000ジェームズ・ヘックマンアメリカミクロ計量統計学の分野において個人や家計の動きを統計的に分析する理論と手法を開発
ダニエル・マクファデンアメリカ
1999R.A.マンデルアメリカ様々な通貨体制における金融・財政政策「マンデル・フレミング・モデル」と、「最適通貨件」についての分析
1998A.センインド所得分配の不平等にかかわる理論や、貧困と飢餓に関する研究についての貢献
1997R.C.マートンアメリカデリバティブの価値評価の理論についての大きな貢献
M.S.ショールズアメリカ
1996W.ビクリーカナダ「情報の非対称性のもとでの経済的誘因の理論」に対する貢献
J.マーリーズイギリス
1995R.E.ルーカスアメリカ合理的期待仮説の理論を発展・応用し、1970年代以降の財政・金融政策などマクロ経済理論に大きな影響を与えた
1994J.C.ハーサニアメリカ「非協力なゲーム理論」に数学的な手法を取り入れて経済学に応用、経済的な均衡について先駆的な分析
J.F.ナッシュアメリカ
R.ゼルテンドイツ
1993R.W.フォーゲルアメリカ経済理論と計量的手法によって経済史の研究を一新
D.C.ノースアメリカ
1992G.S.ベッカーアメリカ人間の活動を経済学で分析するなど、経済学の研究分野を拡大。
1991R.H.コースアメリカ経済の制度的構造の解明
1990H.M.マーコウィッツアメリカ金融理論・企業金融の分野での新たな展開に貢献
M.H.ミラーアメリカ
W.F.シャープアメリカ
posted by o(^0^)o ほくほく at 23:59 | Comment(6) | つれづれ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほくほくさん、こんにちは。

ポートフォリオって、戦略論にもつかえるんですよね。ランチェスター理論とか。
あれ、違ったかも。

応援クリック、ポチです。
では、また。
Posted by network_imet at 2007年12月09日 07:26
村ポチしました
こちらも、宜しく!!
Posted by 槍まくり寛助 at 2007年12月09日 17:09
o(^0^)o――――――――――
network_imetさん、こんにちは。
ポートフォリオという言葉は、経営戦略論にも使われたりしますね。
代表的なのは、ボストンコンサルティンググループが提唱したProduct Portfolio Managementとか。
ランチェスター理論は、聞いたことがあるような気がしますが、正直うろ覚えです(涙)
Posted by ほくほく o(^0^)o at 2007年12月11日 02:18
o(^0^)o――――――――――
寛助さん、こんにちは。
こちらも、毎日楽しくブログを拝見させて頂いています。
あと、いつも応援ポチ、ありがとうございます。
Posted by ほくほく o(^0^)o at 2007年12月11日 02:19
ポートフォリオ・・・φ(..)カキカキ
よく聴く言葉でしたが、意味を理解してませんでした。
ほくほく o(^0^)oさんのコメントは、無知な私にもわかり易いです。
ブログを立ち上げたばっかりで、あまりお邪魔できませんが、
出来るだけ訪問して勉強したいです。

Posted by もりちゃん at 2008年02月23日 08:38
o(^0^)o――――――――――――――――
もりちゃんさん、初めまして。
コメント、ありがとうございます。
次にお越しの折には、是非もりちゃんさんのブログアドレスも教えて下さいね。
Posted by ★ ほくほく o(^0^)o at 2008年02月24日 22:03
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