経済指標 | 日本 | 米国 | EU | 英国 | 豪州 | NZ |
雇用統計 | 8/30(金) | 9/6(金) | ― | ― | 9/19(木) | ― |
政策金利 | ― | 9/18(水) | 9/12(木) | 9/19(木) | 9/24(火) | ― |
GDP | ― | ― | ― | ― | 9/4(水) | 9/19(木) |
2007年06月18日
pipsとは
pip(ピップ)は為替レートの最小単位のことで、円の場合は“銭”の単位(1銭=1pip)を表します。
2以上なら複数形のpips(ピップス)になります。
また、pipsはpoint(ポイント)と呼ばれる事もあります。
掲示板などではピピと書かれることもあるようです。
FX業者のサイトでは、スプレッドが2銭の場合に、「スプレッド2pips」といった書き方をしたりします。
ドル円(USD/JPY)の場合は“銭”ですが、円を含まない通貨の場合は表示されているレートの一番小さい位が該当します。
例えばユーロドル(EUR/USD)の場合は、レートが「1.3956」という形で表示されるので、この場合のpipは小数点以下第4位の“6”の位になります。
このレートが「1.3956」から「1.3960」になった場合、“4pips”上がったことになります。
さて、投資関連のブログや情報商材の販売サイトで、「毎日400pipsの利益!」といった記述があります。
これは、どのくらいの利益になるでしょうか。
ドル円の場合は、400pipsというのは400銭のことになります。
1円=100銭なので、400銭は4円のことですね。
FX取引では1万通貨単位の取引が多いので、ドル円の場合は1万ドル(1ドル100円の時は100万円)が取引単位になります。
この時、為替レートが1ドル100円から101円へと1円上昇したら、1万円の利益になります。
※(101円−100円)×10,000ドル=10,000円
つまり、100pips(=1円)で1万円のことを表すので、「毎日400pipsの利益!」といったら「毎日4万円の利益!」ということと同義になります。
この場合は、1pipの利益=100円の利益 と考えてもいいです。
ただし、取引単位が1,000通貨単位のFX業者の場合は、1pipの利益は10円に相当します。
また、取引単位が1万通貨単位のFX業者でも、例えば2万ドル投資していた場合は、1pipで200円の利益を稼ぐことができます。
よってドル円の場合は、1pipの利益計算は下記の通りとなります。
★1pipの利益=ドル建て投資額÷100
1,000ドル投資している場合は、1pipの利益は10円。
10,000ドル投資している場合は、1pipの利益は100円。
500,000ドル投資している場合は、1pipの利益は5,000円になります。