
こんにちは、ほくほくです。
本日発表された日銀短観では、大企業(製造業)の業況判断指数(DI)が2年半ぶりに回復しました。
どうやら、戦後最悪のといわれた今回の不況が、回復基調にあるようです。
ちなみに、業況判断指数(DI)とは、景況感に関するアンケートの回答で「良い」の割合から「悪い」の割合を引いた数値。
詳細には、大企業の製造業と非製造業、中小企業の製造業と非製造業の4つに分けられます。
それぞれについて、全ての回答が「良い」であれば100、「良い」と「悪い」が同数であれば0、全ての回答が「悪い」であれば▲100になります。
つまり、今回のDIが▲48ということは・・・「良い」が26%、「悪い」が74%ということですね。
2年半ぶりの回復といえば聞こえはいいですが、まだまだ圧倒的に「悪い」の割合が高いことになります。
ここ2年ほどのDI(大企業・製造業)の推移は以下の通りです。
・2007年06月 : 23
・2007年09月 : 23
・2007年12月 : 19
・2008年03月 : 11
・2008年06月 : 5
・2008年09月 : ▲3
・2008年12月 : ▲24
・2009年03月 : ▲58
・2009年06月 : ▲48
手元にある資料では、2004年以降で、マイナスに落ち込んだのは昨年の9月からのみです。
今は、結構底なんだと思います。
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