こんにちは、ほくほくです。
為替も株も、すごい勢いで動いていますね!
これが本日までの日経平均のチャート。
本日、昨日、そしてその3日前と、見事に窓(空)があいており、いわゆる“三空”が出現しました。
下落局面での三空なので、酒田五法でいうところの“三空叩き込み”です。
ローソク足に窓(空)があくというのは、それだけ相場に勢いがあるということ。従って現在は、非常に強い下落局面だと言えます。
ところが、その窓(空)も3回もあくと、勢い余った相場が転換する可能性を示唆します。
“三空叩き込み”は、相場反転、すなわち相場上昇に注意です。
ということもありますが、最近はあまりにも勢いがありすぎるので、そろそろ一服してもらいたいところ。
でもどうやら、株式市場は、為替市場の影響を受けているようです。
その為替相場、先週発表された米雇用統計の数値の悪さが一因で下がっているようです。
<NY外為>円買い・ドル売りで5カ月ぶりの一時91円台
8日のニューヨーク外国為替市場は、世界経済の回復期待が後退して円買い・ドル売りが進み、円相場は一時、1ドル=91円80銭に急伸した。91円台は2月中旬以来約5カ月ぶりの円高水準。9日の東京外国為替市場もこの流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=92円台をつけた。午前9時時点は前日午後5時比1円58銭円高・ドル安の1ドル=92円70〜73銭。
米雇用情勢の悪化などで世界経済の先行き不透明感が高まり、投資家のリスク回避姿勢が強まった。原油や高金利通貨に投資されていた資金が、相対的に安全とされる円に向かい、円が急速に買い戻された。ただ、東京市場では当面の利益を確定する円売りも出て、円相場は一時、1ドル=93円台をつける場面もあった。
円はユーロに対しても上昇し、午前9時時点は前日午後5時比2円40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円53〜56銭と5月中旬以来の円高・ユーロ安水準をつけた。2009/07/09 11:04 毎日新聞
「相対的に安全とされる円」って、意味がわからないんですけど。
こんな政情不安定な国の通貨を、好んで買う投資家がいるとも思えませんね。
円が買い戻されたというよりは、単にドルが下がっているだけだと思います。
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