こんにちは、ほくほくです。
住宅価格の上昇など、回復傾向が見える米国経済。
ですが今日は、気になる記事を見つけてしまいました。
賃金デフレの可能性、米国の景気回復に影
米連邦準備理事会(FRB)当局者はこのところ、経済について明るい見方を強めているが、依然として弱い労働市場と、賃金デフレの可能性が、景気回復に影を落としている。
景気回復に雇用が伴わず、賃金も低下すれば、経済をめぐる暗いムードがあらためて広がる可能性がある。少なくとも、実質賃金が低下すれば、消費主導による景気回復はより厳しい情勢となるとみられている。
政策当局者は、FRBの積極的な金融政策と大規模な景気刺激策は効果が上がっており、景気が転換する日も近いとの見方を維持している。
しかし景気の回復は、消費支出が増加するかどうかにかかっている。
フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は、2010年半ば以降も、ゼロ─0.25%に据え置かれる可能性がある、とみられている。
サンフランシスコ地区連銀のイエレン総裁は、最近行った講演のなかで「賃金の伸びはかなり鈍化し、賃下げも一般的に行われている」と指摘。
「失業率がすでに高く、今後も上昇するとみられるなか、賃金と物価の下振れ圧力は続き、強まる可能性がある」との見方を示している。
賃金および給与は、米国民の個人所得全体の半分以上を占めている。
ゴールドマン・サックスのエコノミストであるジャン・ハチュース氏はリサーチノートで、賃金が低下すれば「米家計は、支出の伸びに下押し圧力をかけずに、貯蓄を増やすことが難しくなる」と指摘している。
消費が減退すれば、リセッション(景気後退)からの脱却につながる望ましい在庫サイクルが反転するという、最悪のシナリオもありうる。2009/07/21 18:11 ロイター
米国の政策金利、2010年半ば以降も0.25%という話です。
困りますね。
ドルキャリートレードの流れを止めてもらわないと。
米ドルへの投資は、今は控えた方がいいかもしれません。
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