こんにちは、ほくほくです。
このブログを書いている時、急激にドル円相場が上昇しました。
おそらく・・・
と思っていたら、案の定、原因はこれです。
第4四半期の米GDP速報値、前期比年率+5.7%
米商務省が発表した国内総生産(GDP)統計は以下のとおり。
Q4速報 : GDP +5.72010/01/29 22:46 ロイター
ちなみに、その直前のマーケット予想はこれでした。
〔ロイター調査〕2009年10─12月期の米GDPは4.6%成長か
◎予想:ロイター調査によると、2009年10─12月期の米実質国内総生産(GDP)の予想中央値は年率換算で前期比4.6%成長となり、7─9月期の2.2%から伸びが加速すると見込まれている。予想レンジは3.5%から7.5%。在庫を除く最終需要も1.6%増と、第3・四半期の1.5%増を上回る見通しだ。
米商務省は29日午前8時半(日本時間午後10時半)に昨年第4・四半期のGDP速報値を発表する。
◎注目要因:第4・四半期のGDPは、在庫の増加を支えにほぼ4年ぶりの高い伸びとなる見通しだ。企業はここ数四半期にわたり内需の低迷に対処するため在庫を積極的に圧縮し、これがGDPを大きく抑制してきた。在庫解消のペースは09年7─9月期に減速し、GDPが08年4─6月期以来のプラス成長に転じるのに寄与した。09年10─12月期の企業在庫は圧縮ペースが大きく鈍化するか、ないしは積み増しに転じ、成長に大きく貢献するとアナリストらはみている。
在庫循環が成長を主導し、1930年代以降で最悪だった不況からの景気回復の足腰の弱さを覆い隠すことになりそうだ。GDPから民間在庫の変化を差し引いた最終需要の予想中央値は1.6%増と7─9月期の1.5%増から拡大するが、GDPほど大きくは伸びない見込みだ。最終需要は今後のGDPの基調を示す指標となる。
失業率がほぼ四半世紀ぶりの高水準にあるにもかかわらず、消費支出は若干の回復力を示す見通しだ。輸出の伸びも景気を下支えする公算が大きい。住宅投資は成長のプラス要因になるとみられるが、7─9月期ほどにはならないだろう。
商業用不動産向けの支出が減少していることから、企業の投資が成長を再び抑制する可能性もある。
◎市場の反応:米国債価格は通常、GDPが予想を上回れば下落し、予想を下回れば上昇する。だがGDPの強い伸びが在庫増によるものであれば、市場は今年1─3月期の成長は弱いと予想し、米国債相場は上昇するかもしれない。
米国株とドルはGDPが予想を上回れば値上がりし、予想を下回れば値下がりする公算が大きい。最近のドル相場は強めの米経済指標で上昇することも下落することもあるが、経済の健全性を測るうえでのGDPの重要性を考えると、強いGDPはドルを押し上げるとみられる。2010/01/29 14:28 ロイター
事前の「4年ぶりの高水準」という予想すらも上回った結果、22時30分を境に米ドルが急激に上昇。
一昨日のFOMC声明も含めて、今後の米ドルへの期待が膨らんでいきます。
でもその前に、来週で注目なのはオーストラリアの政策金利発表。
期待できそうです。
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