こんにちは、ほくほくです。
本日、予定通りオーストラリアの雇用統計発表がありました。
事前に、力強い実体経済の回復を表すような雇用統計が期待されていましたが、発表された統計は予想外に・・・
シドニー外為・債券市場中盤=豪ドル一時の下げから切り返す、債先は軟調
11日午前のシドニー外国為替市場の豪ドル相場は、2月の豪雇用統計発表後に一時下落したものの切り返している。
豪ドルAUD=は雇用統計の発表後、一時1豪ドル=0.9120米ドルに下落したが、間もなく0.9135米ドル付近で安定した。中盤は1豪ドル=0.9142/44米ドルで推移している。
雇用統計では就業者数の増加が400人にとどまり、市場予想の1万5000人増を大きく下回った。これまでは5カ月連続で大幅増加していた。
雇用統計を受け、4月の追加利上げ観測は後退。豪マネーマーケットCSRBA=CSAUが織り込む4月利上げの確率は28%と、今週初めの33%から低下した。
豪ドルは対ポンドAUDGBP=Rでは1豪ドル=0.6103ポンド。海外市場では0.6155ポンドと25年ぶり高値を付けていた。
対ユーロEURAUD=では1ユーロ=1.4921豪ドル。海外市場では1.4798豪ドルと最高値を更新していた。
債券先物は軟調。3年債YTTc1は0.05ポイント安の95.94、10年債YTCc1は0.10ポイント安の94.37。2010/03/11 12:18 ロイター
400人って・・・
雇用統計の有効桁数は、最低1000人単位だと思っていたのですが(笑)
マイナスではなかったものの、本当に微増だったということですね。
オーストラリアは、主要国の中ではかなり早く実態経済が回復したと思われていた国ですが、ここにきてその回復度合いが鈍化したのかもしれません。
あるいは、季節的な変動で少なくなってしまったか、です。
ということで、来月6日のRBA政策金利発表は、もしかしたら利上げを行わない発表となるかもしれません。
留意しておきましょう
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