経済指標 | 日本 | 米国 | EU | 英国 | 豪州 | NZ |
雇用統計 | 10/1(火) | 10/4(金) | ― | ― | 10/17(木) | ― |
政策金利 | 10/31(木) | ― | 10/17(木) | ― | ― | 10/9(水) |
GDP | ― | 10/30(水) | 10/30(水) | ― | ― | ― |
2010年05月26日
主要国政策金利 2010年5月
こんにちは、ほくほくです。
今月の主要国の政策金利発表が出そろったので、まとめたいと思います。
2010年5月までの主要国の政策金利の推移は、ご覧の通りとなっています。
2008年10月のリーマンショックを受けて、各国とも2009年上旬までに史上最低金利に引き下げてから1年。
未だにその低い金利が維持されている状態となっています。
アメリカは現在、FOMCによる「長期間にわたって低金利を維持する」状態の最中。
そろそろその出口戦略について語られ始めていますが、多くの予想は、早くても2010年後半の金利引き上げを見込んでいます。
一方、EUやイギリスは、新たに発生したギリシャ問題対応のため、当面の利上げ見込みはなくなりました。
まずは足下の火を消すことが最優先です。
日本は・・・
グラフを見ればわかる通り、ずっと低金利状態。
もはや、どこが最適水準なのかよくわかりません。
唯一、既に利上げを開始しているオーストラリアは、今後も継続した利上げを行うかが焦点となっています。
現在の政策金利は4.5%。
これを、5.25%まで連続して引き上げるという予想があります。
次回の政策金利決定会合は6月1日。
そこでさらに引き上げられるかどうか、注目しましょう。
それから、ニュージーランドはそろそろ利上げ観測が浮上しています。
こちらの記事にある通り、好調な雇用統計がその背景。
次回の政策金利決定会合は6月10日。
ここで金利が引き上げられるか、非常に気になるところです。
オーストラリアに続いてニュージーランドも利上げを行えば、またオセアニア通貨に資金が集まるかもしれません。
その後は、徐々に米ドルですかね。
いずれにせよ、金利面から見れば、円を売って外貨を買う姿勢で基本良いと思います。
金利差でスワップがつくというFXの特性を、十分に活用しましょう。
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