こんにちは、ほくほくです。
今月10日に発表されたECBの政策金利についてまだ触れていなかったので、ここで記事を掲載しておきたいと思います。
ECB、主要政策金利を予想通り1.00%に据え置き
欧州中央銀行(ECB)は10日、主要政策金利を過去最低の1.00%に据え置くと発表した。
下限金利の中銀預金金利は0.25%に、上限の限界貸出金利も1.75%にそれぞれ据え置いた。
据え置きは13カ月連続で、エコノミストの予想通り。
ロイターが実施したエコノミスト調査では、79人全員が金利据え置きを予想していた。
市場は1230GMT(日本時間午後9時30分)から始まるトリシェ総裁の会見に注目している。2010/06/10 20:52 ロイター
今EUは、様々な問題が表面化していて、なかなか金融引き締めに向かいにくい情勢にあります。
この結果は、至極真っ当だと思います。
ただ、「EUの取り組みは失敗だ」と結論を急ぐのもいかがなものかと思います。
EUの取り組みは、ある意味平和裏に経済統合を果たすという、前例のない活動です。
当然、様々な課題があると思いますし、部分的には失敗するところも出てくるかもしれません。
それでも、新しい取り組みとして、是非頑張ってもらいたいと思いますね。
とはいえ、ユーロには食指は動かないのですが・・・
米ドルに匹敵する基軸通貨としての地位を、早く打ち立ててもらいたいと思います。
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