こんにちは、ほくほくです。
9月も月末になり、経済指標発表が立て込んできました。
今日はいくつかまとめて見てみましょう。
まずは、アメリカの第2四半期GDP確報値。
第2四半期の米GDP確報値は+1.3%に上方修正、個人消費と輸出が寄与
米商務省が29日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比1.3%増と、改定値の同1.0%増から上方修正された。予想の1.2%増もわずかに上回った。
個人消費支出と輸出の伸びが改定値から引き上げられ、全体を押し上げた。
これを受け二番底懸念が後退している。
トラベレックス・グローバル・ペイメンツのシニア市場アナリスト、ジョー・マニボ氏は、GDP統計について「米経済が予想よりやや好調なペースで第3・四半期を迎えたことを示唆している。新規新規失業保険申請件数が予想を上回る改善を見せたことも、好調さを裏付けており、二番底入りの可能性は疑わしい」と述べた。
第1・四半期は0.4%成長だった。
米経済活動の3分の2を占める個人消費支出は0.7%増と、改定値の0.4%増から上方修正された。ただ引き続き2009年第4・四半期以来の小幅な伸びにとどまっている。2011/09/30 00:33 ロイター
最近心配されているアメリカ経済ですが、4月から6月までのGDPは上方修正されました。
過去に遡った良いニュース。
でも、気になるのは今後ですね。
基軸通貨国たるアメリカには、今後も頑張ってもらいたいものです。
8月完全失業率は4.3%に大幅低下、背景に職探し見合わせる動き
総務省が30日に発表した労働力調査によると、8月の完全失業率(季節調整値)は4.3%となり、前月に比べて0.4ポイント低下した。失業率の低下は3カ月ぶり。
完全失業者が減少する一方で、非労働力人口が増加しており、大幅低下の背景には景気の先行き不透明感の広がりなどによって「一時的に職探しを見合わせる動き」(総務省)が影響している可能性がある。
8月の実績を季節調整値でみると、就業者が5943万人となり、前月に比べて16万人減少する一方、完全失業者は270万人、同24万人減少し、完全失業率は4.3%と前月に比べて0.4ポイントの大幅低下となった。
もっとも非労働力人口が同20万人の増加。失業者の求職理由をみても「自発的な離職者」が同18万人減少しており、総務省では「最近の円高進行や経済・物価の変化を受け、職探しを一時的に見合わせる動きが出ている可能性がある」と指摘。「内容は必ずしも改善とは言い切れない」としている。2011/09/30 10:23 ロイター
日本の雇用統計については、「失業率が下がった!」と喜びたいところですが、実際はあまり良いニュースではありません。
失業率とは、「就業意思がある人間のうち、失業状態にある割合」のこと。
今回のように、今まで働こうと思って職探しをしていた人があきらめてしまって「就業意思がない」状態になると、失業者の数が減ってしまい、失業率は低下してしまうことになります。
今回は就業者数も減っており、既に日本の労働人口が減少に転じているという前提を踏まえても、少なくとも「雇用状態が回復している」と言える状態ではありません。
働くとということは、ほくほくにとっては結構生きていくエネルギーだったりもするので、働きたいけど働けないという状態は結構かわいそうだと思ってしまいます。
これからの日本経済の回復に期待しましょう。
8月のユーロ圏失業率は10.0%、前月から横ばい=EU統計局
欧州連合(EU)統計局が30日発表した8月のユーロ圏の失業率は10.0%で、前月から横ばいとなった。2011/09/30 18:13 ロイター
最近はイギリスに続き、EUの経済指標発表の扱いも小さくなってきました・・・
ユーロ圏の失業率は10%で前月と変わらず。
そしてこの値は、日本の倍です。
こうしてみると、まだ日本の雇用情勢は他国に比べていいんですね。
悲観する必要はないということでしょうけど、でもやっぱり改善していきたいですね。
今月27日発表予定だった英GDPは、来月はじめに予定がずれたようです。
今月の主要な経済指標は以上です。
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さて、それでは今日の運用成績です。
本日の収入は 334 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 944,778 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(3,330,319円) +スワップ(27,459円) +出金額合計(187,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(1,600,000円) |
今日は確定利益はなく、スワップのみの利益でした。
スワップだけでも毎日増えて行くところが、FXの良いところですね。
今週は相変わらずの円高水準で推移していましたが、その1週間も終わり。
来週を楽しみに、週末を楽しみましょう!