こんにちは、ほくほくです。
オーストラリアの第2四半期GDP、すごく良いみたいです。
第2四半期の豪GDPは4年ぶり高い伸び、消費支出の力強い拡大で予想外の強さ
オーストラリア統計局が7日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は予想を上回り、4年ぶりの高水準となった。消費支出があらゆる項目で力強く拡大し、景気低迷に悩む他の先進国とは異なり、豪経済が好調に推移していることが明らかになった。
第2・四半期の成長率は前期比1.2%。第1・四半期のマイナス0.9%(速報値のマイナス1.2%から上方修正)から急回復し、予想の0.9%も上回った。前年比の成長率は1.4%で、やはり予想の0.5%を大幅に上回る伸びを示した。
悲観的な見方を払しょくするGDPデータは、豪ドル相場を押し上げたほか、緊急利下げが必要だとする一部市場参加者の期待を退けたスティーブンス豪準備銀行(中央銀行、RBA)総裁による楽観的な見方を支える形となった。
ANZの豪州経済部門ヘッド、ケイティー・ディーン氏は「基本的に、今回のデータは、豪経済がかなり良い状況にあるとのRBAの見解を裏づける形となった」としたうえで、「RBAはかなり長期にわたり政策を据え置く見通しだ。現時点の景気はしっかりしているが、今後少なくとも6カ月程度は引き続き厳しい局面に直面するだろう」と語った。
RBAのスティーブンス総裁は、市場の混乱が世界経済の成長や国内の政策にどんな影響を及ぼすかを判断するのは時期尚早だと指摘、「世界の金融市場で急激に不安が高まっている時には、可能であれば、安定的な政策を維持できる立場にあることが望ましい」と語った。
第2・四半期のGDPデータで最も意外だった点は、家計支出が1.0%増加したことだ。これは多くのアナリストによる予測の倍の伸び率で、市場環境の厳しさを訴える小売り業者の声に反する結果となった。
支出を項目別に見ても、日本のサプライチェーンの障害による影響を受けた新車を除き、幅広い分野で拡大した。
マッコーリーのシニアエコノミスト、ブライアン・ラディカン氏は「家計部門の底堅さは目を見張るものがある。それはRBAにとって好ましい数字で、経済が崩壊するという声を黙らせることになろう」と述べた。
輸入コストに対する輸出価格の比率を示す交易条件は第2・四半期に5.4%上昇し、過去最高に達した。その結果、交易条件は1990年代の平均に比べ倍以上の水準に達し、毎年上昇を維持している。
そのことは、おそらくGDPの12―15%に相当する追加的な収入を豪経済にもたらしていることを意味している。
一方、スワン財務相は第2・四半期のGDP伸び率が市場予想を上回ったことについて豪経済が洪水やサイクロンの影響から力強く回復したことを示している、との見方を示した。2011/09/07 14:21 ロイター
いいですねー、オーストラリア経済。
実体経済が好調なので、今後の金融政策も楽しみになってきます。
豪ドルは引き続き買いですね。
一方で、今日は日銀の政策金利発表もありましたが・・・
日銀、全員一致で金融政策維持 「物価安定までゼロ金利」を再確認
日銀は6─7日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0─0.1%程度に据え置くことを全員一致で決定。資産買入基金も現状を維持した。声明では、足元景気について「供給面での制約がほぼ解消する中で、着実に持ち直してきている」と東日本大震災による供給制約の解消に言及。一方、消費者物価指数(CPI)の前年比が基準改定によってゼロ%近辺に下方修正される中、金融政策面では「中長期的な物価安定の理解」に基き、物価安定が展望できるまで実質ゼロ金利政策を継続する方針をあらためて明確にした。2011/09/07 13:37 ロイター
ということで、まあ想像できるというか、もはや何もできないというか。
「物価安定が展望できるまで」って、一体何を待っているんでしょうかね。
どうなったら良いのでしょうか。
今のような円高水準では、海外のものが安く買えてしまいますし、企業の方は高コストに耐えきれず海外に逃避。
給与水準が下がっていく現状では、さらに安いものしか買われなくなってしまうような気がします。
貨幣供給を増やすとか、もう少し具体的でアグレッシブな対策をとってほしいですね。
もう10年以上、政策金利が0.5%を超えたことはないのですから。
もう少し、何か対策を出してほしいと思うほくほくでした。
資産運用の参考にどうぞ 投資家さん大集合!お金儲けのヒミツ♪
それでは、本日の運用成績です。
本日の収入は 772 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 917,117 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(3,265,187円) +スワップ(19,930円) +出金額合計(182,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(1,550,000円) |
今日も少ない利益でした。
どちらかというと円安に向かって欲しいと思っているほくほくなので、日本の政策は逆に「良い」と思われない方が良いのかもしれませんね。
投資資金が離れて行ってしまうぐらい。
通貨高の対応策が打てないならば、むしろ失望売りを誘ってほしいと思ったりなんかして・・・