こんにちは、ほくほくです。
10月末にユーロ圏の雇用統計発表がありましたので、まずはその内容をおさえておきましょう。
9月のユーロ圏失業率は10.2%、前月から上昇
欧州連合(EU)統計局が31日発表した9月のユーロ圏の失業率は10.2%で、前月の10.1%(改定値)から上昇した。
ロイターが調査したエコノミスト予想は10.0%だった。2011/10/31 20:15 ロイター
どうやら今回のEUの雇用統計は、事前の改善予想に反して悪化してしまったようです。
10月31日は、政府・日銀による7.5兆円〜8.0兆円規模の過去最大の為替介入により、円は主要通貨に対して一斉に下げました。
でもその直後に、またじわじわと上がってきているんですよね。
このEUの雇用統計悪化も、その流れに一役買っていそうですね。
そしてEUについてはもう一つ懸念が上がってきました。
楽観論に「冷や水」、ギリシャ国民投票警戒しリスクオフ再開
欧州の危機対応策合意で広がった市場の楽観論に「冷や水」が浴びせられた。ギリシャが欧州連合(EU)による第2次支援策に関する国民投票を実施する見通しとなり、欧米でリスクオフムードが再燃。2日の東京市場でも海外勢の動揺ぶりに株安、債券高となっている。ただ市場が荒れたことで政策対応期待も強まってきた。
今週の欧米の中銀会合で緩和策もしくは方向性の示唆があれば円高が再び進んだとしても海外株高が影響を相殺するとみられている。
<支援策「ご破算」への警戒>
ギリシャの国民投票は9月20日に地元紙が報じるなど、まったく新しい材料というわけではない。今回も東京市場では前日の朝から流れていたニュースだったが、アジア時間ではほとんど反応しなかった。自力での資金調達がすでに困難になっているギリシャがEU支援策を拒否するはずがないとの楽観論があったためだ。しかし深刻化するデモの状況などがメディアで流れるなか、否決の可能性もあると不安が海外投資家のなかで一気に広がったことがリスクオフ再開の要因だ。
「ようやく固まった支援策がひっくり返るかもしれないとの不安が強まった。包括支援策合意で株価が上昇していただけに冷や水を浴びせられた格好だ。利益確定売りのきっかけとなったわけだが、パパンドレウ首相の信任投票など不透明要因が多い」と野村証券シニアストラテジストの村山誠氏は話す。2011/11/02 13:59 ロイター
ギリシャについては財政悪化が問題になって以降、とくにEU圏内北部国を中心に支援策が検討されていましたが、かなり難航していました。
ドイツなどからすると、ギリシャの財政悪化は「放漫財政の結果」だという思いがあり、その国に対する支援をどうして自国がしなければならないのか、というのが理由です。
それでもなんとか、支援策がまとまりつつあったのですが・・・
今度はその支援策を、ギリシャ自身が受け入れるかどうか、国民投票をするそうなのです。
国民と他国の間にはさまれたギリシャ政府の苦しい立場が表れています。
これでEU圏の今後の動向が分からなくなってきました。
ギリシャが支援策を受け入れなかったら・・・どうなるんでしょう。
EUから強制脱退とかになるんですかね?
正直、わかりません。
資産運用の参考にどうぞ 投資家さん大集合!お金儲けのヒミツ♪
ということで、ギリシャの動向もすごく気になるのですがそれは今後の動向を注視するとして、FXの運用成績をご報告します。
本日の収入は 1,241 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 992,579 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(3,417,179円) +スワップ(29,400円) +出金額合計(196,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(1,650,000円) |
10月末の為替介入で大きく円安になりましたが、その後2日間の流れは明らかに円高に向かっています。
介入の効果、なくなってしまいますかね。
それならそれで、うまく相場の流れに乗っていきたいと思います。