こんにちは、ほくほくです。
この週末、ユーロに大きな影響を与える（かもしれない）ギリシャの再選挙が行われます。
6月17日（日）にギリシャの再選挙が行われ、その動向次第では相場が揺れそうです。
米国、ギリシャ再選挙後の事態に対処可能＝財務次官
ブレイナード米財務次官（国際問題担当）は１５日、世界的な金融混乱を引き起こしかねない１７日のギリシャ再選挙について、選挙後の事態に対処していく手段を米国は有しているとの認識を示した。
また、欧州が市場の信用を回復していくうえで、米政府は必要に応じ、欧州と緊密に協力していくと語った。
ブレイナード財務次官は記者団に対し「米政府は常に、一連の手段を有し、どのような緊急事態に対しても備えを確実にしている」と述べた。
ギリシャをめぐっては、ユーロ圏にとどまり、合意している支援条件を順守することが同国の利益としつつも、米政府はいかなる不測の事態にも備えていると強調。「しっかりと理解された一連の手段があり、常に用意が整っている」と語った。
１８─１９日に開かれる主要２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（ロスカボス・サミット）では、ユーロ圏債務危機やギリシャ再選挙の結果が中心議題となる見通し。
財務次官は、欧州首脳は首脳会議で今後の動向について説明する用意が整っており、ギリシャ再選挙の結果に伴ういかなる悪影響も回避することで各国が連携していくことを確信していると述べた。
2012/06/16 05:19 ロイター
ギリシャについては相変わらずの混乱ぶりですが、しかしEUからの融資を受けるためには、緊縮財政を続けざるを得ません。
また、EU全体の足を引っ張る結果となった場合には、EUが崩壊するというよりは、ギリシャのEU脱退の方が可能性が高いと個人的には考えています。
ということは、ユーロは今、そして再選挙後が底かな？とも思うわけですが、「相場は読まない」と決めているので、とりあえずはリスク低めでユーロ投資を続ける方針です。
月曜日の相場明けには注意しましょう。
さて、そんなEU圏の経済指標を紹介しておきましょう。
今日は、先週発表されたEUとイギリスの政策金利です。
ＥＣＢ理事会受けユーロ圏短期金利が若干上昇、年内の緩和実施観測は健在＝短期金融市場
６日の欧州短期金融市場では、この日に理事会会合を開いた欧州中央銀行（ＥＣＢ）が緩和策実施の用意があるとの姿勢を示さなかったことから、ユーロ圏の短期金利が若干上昇した。ただ市場では、ＥＣＢが年内に利下げを実施するとの観測が大勢となっている。
ＥＣＢは主要政策金利であるリファイナンス金利を１．００％に据え置くことを決定。ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、金融政策をもって他の機関による政策の欠如を補完することは誤っているとの立場を表明し、ユーロ圏債務危機解決の責任は各国政府にあるとの立場を明確にした。
市場では、同総裁が将来的に追加緩和があるとの何らかの示唆を行うとの予想が出ていたことから、失望が広がった。
ＢＮＰパリバの金利ストラテジスト、マテオ・レジェスタ氏は「ドラギ総裁は非常に断固としており、揺るぎないように見えたため、今のところは７月に大幅な政策導入があるとは予想できない。政治家が行動を起こすよう求められている」と述べた。
2012/06/07 02:54 ロイター
英ポンド123.69円付近、前日は中銀が緩和見送り 株高なら底堅いか
英ポンドは１２３．６９円付近。前日、イングランド銀行（ＢＯＥ、英中央銀行）が追加緩和を見送って金融政策の現状維持を決定すると、ポンド／円は１２２円後半から１２３円半ばまで上昇した。米国株高でさらに値を伸ばし、一時１２４．３３円と５月３０日以来の高値を付けた。米国市場でダウ工業株３０種が上げ幅を縮小する場面でも、ポンド／円は１２３円後半で水準を保った。きょうのアジアの主要株価指数が上昇すれば、ポンド／円は底堅い推移になるとみられている。
2012/06/08 08:50 ロイター
EU、イギリス共に現状維持となりました。
ただ、EUは今後のさらなる緩和策含み。
これ以上緩和するとなると、日本のようにゼロ金利でしょうか。
ユーロに投資しているほくほくとしては、動向が気になります。
いずれにしても、週明けには注意しましょう。
posted by o(^0^)o ほくほく at 09:00
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