こんにちは、ほくほくです。
今朝方、アメリカのFOMC声明が発表されましたので、その内容を見てみましょう。
米FOMCは金融政策据え置き、家計支出の拡大指摘
米連邦準備理事会(FRB)は24日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、一部で経済が上向いていることは認めながらも、雇用市場が改善するまで景気刺激策を続ける方針をあらためて示した。
景気判断では主に家計支出の部分を修正。「家計支出はやや速いペースで拡大した(a bit more quickly)」との認識が示された。前回は「家計支出は拡大を継続している(continued to advance)」だった。
また2015年半ばまで金利をゼロ近辺に維持し、回復が加速しても、引き続き成長を下支えする考えを重ねて表明した。
月額400億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)買い入れ策についても変更しなかった。
声明は「十分な政策緩和がなければ、経済成長が労働市場の持続的な改善を実現するほど強くならない可能性があることを、FOMCは引き続き懸念している」としている。
声明は、量的緩和第3弾(QE3)を発表した前回の内容をほぼ踏襲しており、当局者が景気回復の強さをなお懸念していることを鮮明にした。
声明発表後、米国株式市場は小幅に下落、ドルは対ユーロで上げ幅を拡大した。米債券市場には大きな反応はなく、終盤現在では下落した。
4キャストのエコノミスト、デービッド・スローン氏は「一見したところ、予想外のことは何もない」とし、「前回の会合で大きな政策決定があったため、今回は政策を据え置いたようだ」と述べた。
短期債を売って同額の長期債を買い入れる「ツイストオペ」が年末に期限を迎えることから、アナリストは12月FOMCを重視している。
ハイ・フリクエンシー・エコノミクスのエコノミスト、ジム・オサリバン氏は「ツイストオペが年末で終了した際に、QE3を拡大して国債買い入れを盛り込むかどうか、当局者は(12月会合で)決定することになるだろう」とし、「私はQE3の拡大を予想している」と述べた。
第2・四半期の米国内総生産(GDP)は、前期比年率で1.3%増。エコノミストは、第3・四半期には回復ペースがやや加速したと予想するが、失業率を着実に押し下げるほどの勢いにはならないとみている。失業率は9月は低下したが、なお7.8%という高水準にある。
<住宅市場は改善、企業は弱含み>
声明では、住宅市場の回復の勢いが引き続き増しており、家計支出はやや速いペースで拡大した(a bit more quickly)との認識が示された。半面、企業の投資は弱まっているとして、慎重な見方を示した。
また最近のインフレ高進については認めつつも、エネルギー価格の上昇によるものだとし、インフレ期待は依然として安定していると指摘した。
今回もリッチモンド地区連銀のラッカー総裁が反対票を投じた。ラッカー総裁は今年のFOMCで毎回反対票を投じている。
またこの日のFOMCは米大統領選を2週間後に控えたタイミングで開催された。そのためアナリストの間では、政治家からの批判を回避したいとの意向がFRB内で働くとの見方が出ていた。
FRBは08年12月以降、事実上のゼロ金利政策を継続。QE3導入前時点で既に2兆3000億ドルの国債・住宅関連債券を購入した。
多くの保守系議員は、FRBの政策がインフレにつながると懸念している。ただ今のところ、物価上昇は緩やかなペースにとどまっている。
問題は、成長も同じく緩やかなことだ。増税や歳出強制削減が起きる「財政の崖」で、リセッションに逆戻りする可能性も指摘されている。
FRBの主要な懸念事項である欧州債務危機も、依然として解決されないままだ。しかし、金融市場がそれほど動揺していないため、米経済は影響の波及を免れることができるとの楽観的な見方も浮上している。
<具体的な数値目標導入を議論した可能性>
金融スタンスに関する協議に加え、FRB当局者は政策方針の説明に具体的な数値目標を導入するかどうかについても引き続き話し合った可能性が高い。
ただし、新たな発表はなかった。アナリストらは、12月の次回会合や来年1月の会合で何らかの進展があるのではないかとみている。
シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、インフレ率が3%を上回らない限り、失業率が7%を下回る水準に低下するまで超低金利政策を継続すべきと主張している。FRBは2%を正式なインフレ目標としている。
FRBはまた、経済見通しに関するコンセンサス予想の導入も検討しているが、これについても新たな発表はなかった。
現在は、経済成長率、失業率、インフレ率、および政策金利の水準や方向性に関する当局者それぞれの見通しを四半期ごとに公表している。2012/10/25 08:23 ロイター
ということで、アメリカ経済は上向きつつあるという評価ですが、雇用情勢が改善するまでは現在の低金利を続けると、そういう声明内容になりました。
アメリカ経済が回復してくれるのはありがたいことです。
でも、米ドルが100円だったのが遥か昔に感じる今日この頃。
ドル円が回復してくれると、ほくほくのポートフォリオも身軽になってくれるのですが。
そんな今日、米ドルは久しぶりに80円を回復してくれました。
まだまだ動きが鈍い通貨ですが、ちょっと先行きに希望が出てきました。
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さて、本日のFX運用成績です。
本日の収入は 2,291 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 1,233,290 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(4,204,134円) +スワップ(37,156円) +出金額合計(242,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(2,250,000円) |
今日は結構利益が出てくれました。
米ドルが80円を回復してくれたこともあり、豪ドルは83円台、ユーロも104円台まで上昇しました。
米ドルが強くなると、他の通貨も上昇してくれますね。
やっぱり米ドルは要の通貨です。
さて、あと1日で週末!
今週末はなにをしようか、今から考えます。
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