こんにちは、ほくほくです。
昨日は主要国の経済指標発表が集中しました。
今日はその中から、EUの政策金利を見てみたいと思います。
ECB、主要政策金利を0.75%に据え置き
欧州中央銀行(ECB)は7日、主要政策金利であるリファイナンス金利を0.75%に据え置いた。据え置きは7カ月連続。
下限金利の中銀預金金利もゼロに、上限金利の限界貸出金利も1.50%にそれぞれ据え置いた。2013/02/07 21:50 ロイター
今回もECBは金利据え置きとなりました。
EU圏の景気が回復すれば、今度は利上げに転じるかとも思うのですが、最近の為替相場はそう簡単ではないようです。
ECB総裁がユーロ高の影響注視、口先介入との見方も
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は7日の理事会後の会見で、ユーロ高が経済に及ぼす影響を注視する姿勢を示した。これにより、ユーロが上昇を続ければECBが利下げに動く可能性があるとの観測が強まった。
ドラギ総裁はこのところのユーロの上昇について、「ある意味でユーロへの信認回復の表れと言える」と指摘。
ただ、「為替相場はファンダメンタルズを反映すべきであり、ユーロの名目及び実質実効為替レートはおおむね長期的平均に近い水準にある」との考えを示し、「為替レートは政策目標ではない。しかし、為替レートは成長と物価安定にとって重要だ。そのため、ECBはユーロの上昇が続くかどうかを見極め、物価安定に対するリスク評価を見直していく」と述べた。
ユーロ/ドルは1日に1年3カ月ぶりの高値となる1.3711ドルまで上昇。ただ、この日のドラギ総裁の発言を受け、ユーロは対ドルで1週間ぶり安値に下落。対円でも下落した。
このところのユーロ高を受け、フランスのオランド大統領は5日、ユーロを「根拠なき動き」から守るため、ユーロ圏としての為替政策が必要と欧州議会で訴えている。ただ、ドイツは冷めた反応を示すなど欧州内には温度差が存在している。
アナリストの間では、ユーロ高を経済成長と物価安定に結びつけることで、ドラギ総裁は一定の口先介入効果を得ることに成功したとの見方が出ている。
ABNアムロのニック・コウニス氏は、「ユーロ高が継続すれば、ECBが利下げに動く可能性があることを示している」と指摘。INGのカールステン・ブレゼスキ氏は、「ドラギ総裁は発言を通してユーロ相場を引き下げることに成功し、ECBが政策措置を取る可能性に道を開いた」と述べた。
ECBはこの日の理事会で、主要政策金利であるリファイナンス金利を0.75%に据え置いた。据え置きは7カ月連続。下限金利の中銀預金金利もゼロに、上限金利の限界貸出金利も1.50%にそれぞれ据え置いた。
ドラギ総裁はユーロ圏経済について、2013年の早い時期は弱さが広がる見通しだが、それ以降はECBの緩和的な金融政策スタンスや金融市場の信頼回復、世界的な需要の高まりなどにより、経済活動は緩やかに回復していくとの見方を示した。ただ、上振れリスクよりも下振れリスクのほうが大きいとも述べた。
総裁の見解は、前回の理事会後の会見で示したものとほぼ同じだった。
金融機関が3年物資金供給オペ(LTRO)資金の早期返済に着手したことについては「金融市場の信頼感改善を反映している」とした上で、短期金融市場をひっ迫させる潜在的要因になっているか注視すると表明。「金融市場の状況やそれが金融政策スタンスに与える潜在的な影響を注視していく」と述べた。
金融政策については、引き続き緩和的とした。
会見では、イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(MPS)の損失隠し問題について、2006年から2011年までイタリア中央銀行総裁を務めたドラギ氏がどこまで把握し、どのような対応をとったかをめぐっても質問が出た。
ドラギ総裁は「国際通貨基金(IMF)も、イタリア中銀がモンテ・パスキの問題に対し、法的枠組みの範囲内で適切かつ時宜を得た対応をとったとの暫定的な見解を公表している」と説明し、ユーロ圏銀行監督機関としてのECBの今後の役割に影響はないと強調した。2013/02/08 06:18 ロイター
ポイントは、「ユーロ高が継続すれば、ECBが利下げに動く可能性がある」です。
確かに、最近のユーロはかなり高い水準にありますからね。
ユーロ買いに資金が集まらないように、金利を低く保っておく、あるいは利下げする可能性もあるということなのでしょう。
スワップが下がるから、利下げはしないでほしいですけれど。
さてさて、どうなるでしょうか。
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それでは、本日のFX運用成績です。
本日の収入は 246 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 1,359,092 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(4,538,681円) +スワップ(2,411円) +出金額合計(268,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(2,450,000円) |
今日は、預託証拠金額がどーんと増えていますが、これは5万円の追加資金を投入したから。
こうして、毎月徐々に資金を積み立てて行っているのです。
毎日の小さな利益、毎月のちょっとした積立でも、時間の力を利用すれば大きく育てることができます。
そのための日々の努力と、リスク低目の忍耐力。
時間の力を最大限に活用する長期投資で、じっくりと頑張っていきます。
◆ほくほくの資産運用方法