こんにちは、ほくほくです。
主要国の政策金利が出そろいましたので、今月分の動きを整理しておきましょう。
まずこちらが、2000年1月からの約13年間の推移です。
ご覧のように、主要国6ヵ国では現在、全て過去最低金利となっています。
その中で今月動きがあったのは、EUとオーストラリア。
共に過去最低金利をさらに利下げしました。
●日本 : 0.10%(←前月:0.10%)←前回2009年1月に利下げ:0.30%
●米国 : 0.25%(←前月:0.25%)←前回2008年12月に利下げ:1.00%
●EU : 0.50%(←前月:0.75%)←前回2012年7月に利下げ:1.00%
●英国 : 0.50%(←前月:0.50%)←前回2009年3月に利下げ:1.00%
●豪州 : 2.75%(←前月:3.00%)←前回2012年12月に利下げ:3.25%
●NZ : 2.50%(←前月:2.50%)←前回2011年3月に利下げ:3.00%
日本は現在、アベノミクスで株高・円安になり、明るいニュースで湧いているところ。
メディアで取り上げられる主要国の経済ニュースにも明るいものが目立ち始めていますが・・・
今月の利下げの動きは、それに反するものとなってしまっています。
残念ですね。
なお、2013年の今後の金利発表スケジュールは、こちらの記事をご覧ください。
◆2013年主要国政策金利発表予定
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さて、今週はイギリスの第1四半期GDP改定値が発表されています。
第1四半期の英GDP改定値は前期比+0.3%、個人消費弱い
英国立統計局が23日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率(改定値)は、前期比0.3%増、前年比0.6%増となり、速報値から修正はなかった。 ただ、個人消費の伸びは、2011年の第3・四半期以来の低水準となった。
個人消費は0.1%増にとどまった。ただ、GDPに対する寄与度は引き続き大きい。
輸出は0.8%減。輸入は0.5%減となった。企業投資は0.4%減少した。
IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチャー氏は「内訳をみるとやや失望感を感じる。景気の足取りがしっかりしてきているという期待感をそれほど支持してはいない」と指摘した。
「投資や輸出が減少しており、景気がバランスを取り戻しているとは言い難く、政府支出は横ばいで、支出削減の影響が大きくなっていることが分かる」と述べた。
GDPへの寄与が最も大きかった項目は在庫で、弱い需要を背景に企業の在庫が積み上がっている姿が示された。
BNPパリバのエコノミスト、デービッド・ティンズリー氏は、在庫が積み上がっている可能性があり、今後の成長にとってマイナスになると指摘した。
GDPの4分の3以上を占めるサービス部門の生産は0.6%増加した。工業生産は0.2%増。
一方、建設部門は2.4%減少した。建設部門のGDPに占める割合は7%以下。2013/05/24 00:08 ロイター
速報値からの修正はなかったということで、市場への影響は特にないようです。
2013年5月も終盤になってきました。
来週末は6月ですね。
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