こんにちは、ほくほくです。
今日はまず、先週発表された日銀の政策金利発表を見てみましょう。
日銀は景気判断に「回復」盛り込む、政策据え置き:識者こうみる
日銀は11日の金融政策決定会合で政策の継続を全員一致で決めた。輸出や設備投資の改善を受け、景気の現状判断を「緩やかに回復しつつある」とし、7カ月連続で判断を引き上げた。景気判断に「回復」という言葉が盛り込まれたのは、2011年1月以来2年6カ月ぶり。
市場参加者のコメントは以下の通り。
●時間経過につれシナリオと現実のかい離拡大へ
<みずほ証券 チーフマーケットエコノミスト 上野泰也氏>
展望リポート中間評価では、民間調査機関の見通しからかけ離れた強気の景気・物価見通しを示した。日銀短観や5月CPIコアなど、日銀が展望リポートの中間評価を行うにあたって追い風となる数字が少なからず出てきている。
一方で、1)賃金伸び悩みが毎月勤労統計でも確認されている、2)景気ウォッチャー調査の基調判断が下方修正された、3)CPIがプラス幅を急拡大していく可能性が引き続き小さい──など、日銀にとっての逆風も少なくない。2014年4月に消費増税が予定通り実施される場合の景気動向は、日銀の楽観的なシナリオよりもおそらく悪いだろう。
また、電力4社が5原発10基で原発再稼働を申請したので、来年に入ったあたりから再稼働が実現すると、貿易収支や企業業績が改善する一方、発電コストの低下から電気代が値下がりし、CPIコアを押し下げることも予想される。
この先は時間の経過とともに、シナリオと現実のギャップが拡大して、説明に苦慮するだろう。来年10月の展望リポート発表のころが、だれの目にも日銀の公約未達成が明らかになるタイミングであり、金融政策運営を先行きどうするかが議論される大きなヤマ場になるのではないかと予想している。
●海外リスク要因、下振れ認識しつつ議論
<SMBC日興証券 債券ストラテジスト 岩下真理氏>
おおむね4月の展望リポートの見通しに沿って推移しているため、金融政策に変更はなかった。設備投資と生産を前向きに捉えたことで、2011年1月以来2年6カ月ぶりに景気判断に「回復」という言葉が盛り込まれた。中間評価の実質経済成長率(GDP)については、2013年度は、データがそろってくる中で、実現できる視野のレベル感で数字が出されている。14年度、15年度に関しては、不確実性が多く、希望的観測による強い数字ではなくなった部分があり、極端な数字がなくなった印象だ。消費者物価指数(CPI)は基本的に大きなブレはない。海外のリスク要因については、新興国の記述などを微妙に変えることによって、下振れリスクを認識しつつ議論がされたことが、ある程度分かる表現変更となっている。
●景気判断引き上げは素直に評価、実体経済を反映
<松井証券 シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏>
事前には一部で追加緩和を望む声もあったが、金融政策の現状維持は想定どおりだ。景気判断を7カ月連続で引き上げ、2年6カ月ぶりに「回復」という表現を入れたことは素直に評価できる。異次元緩和が心的側面に働きかけ、個人消費の回復など改善しつつある実体経済を反映していると言える。展望リポートの中間評価では、2013年度と14年度の実質経済成長率見通しと消費者物価指数(CPI)の見通しをそれぞれ下方修正したが、もともと高めの数値を見込んでいたこともあり、実態に即したものに修正してきた印象だ。CPIは6月にもプラスに転じるとみられ、いよいよデフレ脱却が強まるだろう。
●14年度財政下押し圧力を過少評価、目的ありきのシナリオ
<バークレイズ証券 チーフエコノミスト 森田京平氏>
経済・物価見通しの数字は、13年度についてはやや下方修正された理由がわからない。4月以降ここまで、成長率を下方修正する理由はないはず。
一方で14年度の見通しはやや下方修正されたとはいえ、高すぎる気がする。消費増税や公共工事が減少するフィスカルドラッグがあるにもかかわらず、1.3%という見通しとなっており、実際にはもう少し低くなるはず。物価見通しも消費税込みで3.3%というのは、GDPギャップの縮小を考慮すると高すぎるように思う。日銀はGDPに対する物価の反応を高くみていることや、期待インフレ率の上昇でフィリップスカーブが上方シフトすると見ているのだろうが。15年度は、14年度の見通しを強気に出しているために、物価が1.9%という、目的ありきのような見通しになっているのだろう。いずれにしても、為替や原油価格の前提を公表していないので、物価の見通しがどう設定されたのか、評価が難しい。
●現状維持をきっかけにドルロングの巻き戻し
<FXプライム 取締役 上田眞理人氏>
昨日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言にせよ、日銀決定会合の現状維持にせよ、中央銀行としては、極めてまともな発言や判断を示しているに過ぎないと考えるが、市場はドル売りで反応した。日銀については、現時点で追加緩和の必要もなく、そうした措置が出るはずがないにもかかわらず、予想通りの「現状維持」だったことで、円が買い戻されるという不自然な展開となった。
こうした一連の反応は、これまで市場がかなりドルロングに傾いていた証左であり、ドル全面安は、その反動とみることができる。過剰に累積したドルロングの巻き戻しが、バーナンキ発言や日銀の判断をきっかけに一気に噴出したものだ。こうした動きが一巡すれば、98円近辺に再びドル買い需要が集まってきているようなので、ドルは底打ちするとみている。今回は93円、94円を目指すような流れにはならないだろう。2013/07/11 13:58 ロイター
日銀は今回も、景気判断を引き上げたようです。
ただ、今は金利を上げるわけにはいきませんね。
物価上昇目標2%を設定しているので、それまでは緩和し続けなければなりません。
日銀が緩和政策をとればとるほど、外貨スワップの金額が大きくなります。
日銀は引き続き緩和策をとりながら、日本経済を元気にしてくれればと思います。
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それでは、本日のo(^0^)o ほくほくFXの運用成績です。
本日の収入は 4,085 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 1,619,627 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(5,332,014円) +スワップ(8,613円) +出金額合計(319,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(3,040,000円) |
今日は結構利益が出ましたね。
仕事で飛び回っている間に、いつの間にか利益が出てくれていました。
ありがたいです。
猛暑が緩み、少し涼しくなってきました。
明日は、少しお出かけしようと思っています。
◆ほくほくの資産運用方法