こんにちは、ほくほくです。
為替相場の円高傾向、続いていますね。
いろいろ理由はあると思いますが、一つには、日本の政策金利と諸外国の政策金利の差が、昨年秋以降縮小傾向にあることがあげられます。
昨年はやったのは、円を借りて外貨にかえる、いわゆる「円キャリートレード」。
日本の政策金利は長らくゼロに近い0.1%なので、その安い金利で借金をして金利の高い外貨に換える取引で、金利差分だけ稼ぐことができていました。
要するに、FXをやっている個人投資家ではなく、外貨運用を主に行っている機関投資家が、実はスワップで稼いでいたことになります。
豪ドルやNZドル、ユーロなどが史上最高値をつけたのも、こうした「円売り外貨買い」の基本的な流れがあったから。
ところが、昨年秋の金融危機以降状況が一変しました。
金融危機に対応するため、各国が金融政策で金利を引き下げた結果、円との金利差は縮小。
「円キャリートレード」のメリットがあまりなくなってしまいました。
その結果、円を買い戻して返済するという流れが加速し、円高傾向になっているというのが、どうやら現状のようです。
ということで、各国の政策金利の低下が気になるわけですが、NZドルについては、どうやら下げ止まりのようです。
NZは他国に先駆けて景気回復へ=中銀総裁
ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のボラード総裁は14日、ニュージーランド経済は他国に先駆けてリセッションから回復することが可能とする一方、成長支援のためのNZドル安と経済のリバランスが必要との認識を示した。
同総裁はビジネス会合で講演し、輸出型経済に不可欠な企業投資などを促すため、「今後数年にわたり、NZドルが持続的に弱い必要がある」と指摘。
ただ目先の為替動向やその他の金融相場は値動きが激しく、悪影響を及ぼす可能性があるとの見方を示し、「次に金融市場の地合いが改善し、リスク選好が復活した際には、市場がNZを他の国と区別することを望む」と述べた。
同総裁の発言にもかかわらず、NZドルはオフショア取引で1米ドル=約0.6350NZドルと、1週間ぶりの高値を付けている。
NZは3月初旬以降、景気回復への期待を背景としたリスク志向を受けて、対米ドルで約27%上昇している。
NZは一般家庭の貯蓄水準が低く、巨額の経常赤字を補てんするため海外からの借り入れに大きく依存しており、同国の経常赤字は国内総生産(GDP)比約8.5%と、隣国オーストラリアの倍近い水準まで膨らんでいる。
その上で、中期的なリスクとして、NZの一般家庭が現在抱えている負債を一部返済する前に「借りて使う」という従来の習慣に再び戻る可能性を指摘。「これは新たな住宅価格の緩やかなインフレ傾向により引き起こされる恐れがあり、回避する必要がある」と述べた。
ニュージーランドは2008年初めにリセッション入りし、中銀は昨年7月以来政策金利を合計5.75%ポイント引き下げ過去最低の2.5%としている。最新のロイター調査では、エコノミスト16人中14人が次回7月30日の金融政策発表での金利据え置きを予想している。
同総裁は「政策金利は依然としてゼロを大きく上回る水準にあり、金融環境に影響を及ぼすため、非伝統的な金融政策を講じる必要はこれまでなかった」として、現在の政策金利の活用による景気刺激で十分との見解をあらためて示した。2009/07/14 12:46 ロイター
日本はまだ実質ゼロ金利を続けるでしょうから、ここでNZドルの政策金利が反転すれば、また円安局面を迎えるかもしれませんね。
楽しみです。
さて、本日のほくほくポートフォリオ。
まだまだ我慢の局面です。
前日比で+100円の儲けとなっています。
現在の獲得利益 = 207,566 円
獲得利益 = 預託証拠金額(1,166,084円) + スワップ (482円)
+ 出金額合計(41,000円)− 元本(1,000,000円)
含み損益を含めた評価額(=有効証拠金額)は【88.1406】万円となっています。
毎日ブログを書いているので、現在の局面での資産運用は歯がゆいばかりなのですが、ここであせると全てを失ってしまう可能性があります。
じっくり運用します。
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