こんにちは、ほくほくです。
最近は、「ドルキャリートレード」「資源国通貨」「金」といったキーワードが盛んにさけばれています。
目下の投資のキーワードはこの3つ。
「資源国通貨」は、いわずとしれた豪ドルやNZドルといった通貨。
特にオーストラリアは、先進国中まっ先に利上げを実施したため、今最も資金が集中しやすい通貨になっています。
「ドルキャリートレード」は、金利の低い米ドルを売って、金利の高い通貨で運用するという投資手法。
投資マネーが余っている現在、このような通貨スワップ狙いの取引も盛んになっているようです。
そして「金」。
「有事の金」と言われるように、金は最も安全な資産としての投資先になっています。
現在のように基軸通貨である米ドルが下落すると、その資金が金に向かう傾向があります。
金は現在、過去最高値を更新中。
このように、もっとも使われていた米ドルが低迷している今、余剰感のある投資マネーがどこに向かうかは非常に重要なポイント。
今日は面白い記事があったので、少し長いですが引用してみました。
ドル代替資産はユーロか金か、投資マネーの受け皿で思惑交錯
14日の金融市場では海外ファンド勢のドル売りを契機にドルが主要通貨に対して軒並み下落、これを受けて金が最高値を更新した。
投資マネーはドルに代わる投資対象を探しており、金だけでなく、高金利通貨や資源国通貨が買われているが、値動きが荒くなっている面もあり、短期的な調整を見込む参加者もいる。為替にらみの株式市場は円高懸念が強く、市場予想を上回った米インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)の決算に反応できないでいる。
<投機筋のドル売り>
外為市場では、高金利通貨や資源国通貨が買われた海外市場の流れを引き継ぎ、ドルが対ユーロ、豪ドル、主要通貨バスケットに対して1年2カ月ぶりの安値を更新した。
きょうのドル安は、ファンド勢などを中心とする投機的なものが主体だが、市場では「ドルは確実に下がってきている。市場で構造変化が起きている」(邦銀)と本質的なドルの役割変化を指摘する声もあがっている。
ドル下落を受けて、金が買われている。アジア時間で、ニューヨーク金先物が1オンス=1069.70ドルを上回り過去最高値を付けた。金現物も同様に過去最高値を更新した。
市場では、ドルに代わる投資対象を探す動きが続いている。
あるファンドマネージャーは「通貨が信用しきれないという投資家心理を反映して金が買われているという側面があるが、(世界の)投資マネーの受け皿として金市場は小さすぎる。ドルの代替通貨として、ユーロが最も安定感がある」と話す。
ユーロ/ドルは1.4888ドルまで上昇し、ファンド勢の買いが主体だったというが、一部でアジア中銀のユーロ買いがみられたとの指摘もある。
ただ、一本調子で上がっている資源国通貨や過去最高値を更新した金などの商品が短期的に下方調整する可能性もあるのと見方もある。
豪ドルは朝方一時81.63円付近まで上昇したものの、その後は81円前半まで下落した。豪ドルは8月10日に82円ちょうど付近まで上昇したが82円を上抜けできず、82円が上値抵抗線となっている。現在の豪ドルは豪中銀の利上げを挟んで76円からの上昇局面にあり、今後のファンド勢や投資家勢の動きが注目されている。
<円高警戒>
株式市場では日経平均が6日ぶりに反落。注目された米インテルの決算は事前予想を上回ったが、「現物、先物とも先取りして買った短期筋の利益確定売りに押された」(準大手証券トレーダー)とみられている。
インテルの決算は7─9月期の実績だけでなく、10─12月の予想についても会社側がアナリスト予想を上回る見通しを示し、同社株は時間外取引で6%超上昇した。GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物(S&Pは)も買われているが、日本株へは波及していない。
「ひとつには日本のハイテク企業の業績には円高警戒感が強いことがあるだろう。円高に一服感はあるが、対ドルで90円を下回る円高では依然として業績下押しの懸念が残る。また現時点ではインテル決算をポジティブに反応している米国株だが、10─12月期以降、政策効果が切れてくるとみれば7月のように上昇相場のきっかけにならない可能性もある」(かざか証券市場調査部長の田部井美彦氏)との指摘が出ている。
みずほインベスターズ証券エクイティ情報部長の稲泉雄朗氏は「日本株の売買代金は中期的な減少トレンドをたどっている。投資マネーは成長力の高い新興国市場や資源国市場にシフトしているのは明らかだ。日経平均は海外株高や値がさハイテク株高などに支えられて1万円を維持してきたが、いずれ900ポイント割れのTOPIXにサヤ寄せする動きになるのではないか」と話している。
<金利の上昇余地限定>
円債市場は上昇。前日の米債市場の急上昇を受けて、買い戻しが先行した。円債市場は調整局面を迎えているが一時的な動きとの見方から、依然、金利の上昇余地は限定的と見込む声は多い。日銀が大量の資金供給を行う「異例の措置」からの脱出が話題になっているとはいえ、今後、利上げに踏み切るまでにはかなり時間を要するとみられているためだ。
中期ゾーンの利回りは低水準での推移が続いているが、余剰資金を抱えた投資家、特に銀行勢からの買いが恒常的に入っているとみられ、相場は安定している。あすの5年債入札では、表面利率(クーポン)が2005年9月以来の0.6%となる可能性が高まっている局面でも、銀行とみられる買いでむしろ金利は低下した。2009/10/14 13:07 ロイター
ご覧の通り、米ドルに代わる投資先を探している投資マネーは、金や資源国通貨に向かっているのが現状。
そして、いよいよ、ユーロの重要度が増してきているように思われます。
実は、ほくほくはユーロに関してはあまり良く分からないのです。
じっくりと投資した経験がないもので。
買えばその分注目するようになると思いますが、なんというか、ユーロという通貨はまだ1サイクルしていないように感じているのです。
1999年の導入以来、ユーロの安値は、2000年10月26日の1ユーロ=88.96円。
高値は、2008年7月11日の169円63銭。
なんと、倍近い値動きです。
この間、上下動を繰り返すというよりは、一本調子で上昇していて、どうもレンジが見えにくいです。
どのタイミングで売買したらいいのか、いまいち悩んでしまいます。
まあ、こういうのは、買ってから考えた方が、より深くより必死に考えるものなんですけどね。
今はユーロポジションを立てるよりも、資金を豪ドルに集めるのが先決かなと考えています。
さて、本日のほくほくポートフォリオ。
相変わらずの米ドル低迷。
本日の儲けは250円です。
現在の獲得利益 = 223,060 円
獲得利益 = 預託証拠金額(1,178,554円) + スワップ (506円)
+ 出金額合計(44,000円)− 元本(1,000,000円)
あいかわらずの少額利益ですね(汗)
ただ、米ドルは、ここが底なのか、それとも下落の途中なのかを見極めない限り、これ以上積極的なポジションは取りにくいです。
耐え忍びつつ、様子を見ます。
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