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2010年04月07日

日銀は相変わらず低金利維持

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こんにちは、ほくほくです。

本日は、日銀の政策金利発表と、ユーロ圏第4四半期のGDP改定値発表がありました。
それぞれ、見ていきましょう。

まずは日銀の政策金利。

政策金利の現状維持決定、景気は持ち直し続けている=日銀 

 日銀は6・7日開催の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.1%前後に据え置くことを全員一致で決定した。
 日銀は声明で、景気の現状について「国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、海外経済の改善や各種対策の効果などから持ち直しを続けている」として、前月までの「国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、内外における各種対策の効果などから持ち直している」との表現を若干修正した。

 また先行きについては「当面、わが国経済の持ち直しのペースは緩やかなものにとどまる可能性が高い。その後は、輸出を起点とする企業部門の好転が家計部門に波及してくるとみられるため、わが国の成長率も徐々に高まってくるとみられる」とした。前月までは「2010年度半ば頃までは、日本経済の持ち直しのペースは緩やかなものにとどまる可能性が高い。その後は、輸出を起点とする企業部門の好転が家計部門に波及してくるとみられるため、日本の成長率も徐々に高まってくるとみられる」となっていた。

 景気項目の個別判断をみると、輸出や生産については「新興国経済の高成長などを背景に、増加を続けている」とした。前月は「内外の在庫調整の進ちょくや海外経済の改善、とりわけ新興国経済の強まりなどを背景に、増加を続けている」となっていた。企業の業況感については「引き続き改善している」との判断を示した。

 消費者物価(除く生鮮食品)の判断については「前年比下落幅は縮小していくと考えられる」との表現を据え置いた。2010年度から実施される公立高校授業料の無償化等により、制度変更後1年間は、消費者物価の前年比が大きく変動することになるが、それについては「物価の基調的な動きを判断する上では、こうした制度変更に伴う1年限りの前年比変動要因を、取り除いてみることが適当」と指摘した。

 日銀は政策姿勢については「日本経済がデフレから脱却し、物価安定のもとでの持続的成長経路に復帰することが極めて重要な課題」「金融政策に当たっては、きわめて緩和的な金融環境を維持していく考え」との認識を繰り返した。
2010/04/07 13:05 ロイター

相変わらずの低金利政策維持。

こちらの記事をご覧頂ければわかりますが、日本の政策金利はこの10年、0.5%以上に上がったことがありません。
ニュージーランドなどが過去最高の金利を設定していた時期も0.5%。
バブルの時期の教訓と言えば聞こえはいいですが、一向に回復していないとも言えます。

実はほくほくは、自分なりの考えがあります。
日本は、もう経済成長はしないのではないかと。

理由は単純で、人口が減少に転じたからです。

基本的なマクロ生産関数では、GDPは人口×生産性という計算式で表すことができます。
人口が一定なら、生産性の向上でGDPは押し上げられます。
同じ生産性なら、人口が増えればGDPは上昇します。

日本の場合は、これからも生産性は向上し続けるでしょう。
ただ、人口が減少に転じているので、その分は下がります。
人口の減少率が大きいか、それとも生産性の向上率が大きいか。
それによって、総体としてのGDPが増えるか減るかが決まるわけです。

ほくほくの場合、この計算式からしてもう日本のGDPは増えないのではないかと思っています。
というか、増えなくても別に良いと思っています。
生産性の向上によって、1人当たりのGDPは増え続けるので。

先ほどの記事の中に「わが国の成長率も徐々に高まってくるとみられる」というコメントがありますが、甘いと思います。
そうはならず、GDPは今後下がっていくと思いますので。

ちなみに今年、日本はGDP世界2位の座を中国に明け渡す見込みです。

別にそれでいいんじゃないかと思います。
あの国は、人口が日本の10倍いますから。
生産性が日本の10分の1でも、日本と同じGDPになりますからね。

大切なのは、現状を正確に把握し、あるべき姿を見通すことだと思っています。
あるべき姿とは、必ずしもGDPが増えるという姿ではないかもしれません。
その上で、自分がどう振る舞うかというのがポイントですね。

日本が将来の甘い見通しを持つ限り、現状に満足することはないと思います。
そうだとしたら、現状を「景気が悪い」と言って、政策金利は低く維持され続けるでしょうね。
今、ほくほくがFXをメインで運用し、なおかつ外貨ロングのポジションをとり続ける理由がここにあります。

これはあくまでもほくほくの考えでしかありません、念のため。

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さて、一方でユーロ圏のGDP(改定値)。

第4四半期のユーロ圏GDP改定値は前期比変わらず

 欧州連合(EU)統計局が7日発表した第4・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率改定値は前期比変わらずとなり、前回発表値のプラス0.1%から若干下方修正された。引き続き、景気回復の勢いの弱さが示された。
 前年比もマイナス2.2%で、前回発表のマイナス2.1%から下方修正された。
 ロイターがまとめた予想では、前期比がプラス0.1%、前年比がマイナス2.1%だった。
 予想を下回った要因として、イタリアの景気後退が予想よりも深刻だったことが挙げられる。イタリアの第4・四半期GDP伸び率はマイナス0.3%。
 このほか民間投資もマイナス0.3%となり、前回から下方修正された。シティグループのエコノミスト、ユルゲン・マイケルズ氏は「主に固定資本経済の下方修正が要因だ。総じてアイルランドなど各国の弱い経済指標を考慮にいれたものだろう」と述べた。
2010/04/07 21:18 ロイター

今回のユーロ圏のGDPは、前回発表されたものの改定値。
なので、それほどマーケットへの影響はありませんでした。

ユーロは、ギリシャ問題などで揺れてますね。

ちなみにGDPは、速報値と改定値の2回、あるいはそれに確報値を加えて3回の発表があります。
マーケットにインパクトがあるのは、速報値です。

今月は、30日にアメリカの2010年1月〜3月のGDP速報値が発表されます。
これは注目です。

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それでは最後に、本日のほくほくポートフォリオ。

今日はいい感じでした!

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前日比で+1,592円の儲けとなっています。

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  ぴかぴか(新しい)現在の獲得利益 = 347,267ぴかぴか(新しい)

      獲得利益 = 預託証拠金額(1,980,403円) + スワップ (864円)
               + 出金額合計(66,000円)− 元本(1,000,000円)
               − 追加入金額(700,000円)

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1日で、大体1,500円ぐらいの利益を出してくれたら、現在のポジショニングでは恩の字です。
このペース、続いてもらいたいものです。

ちなみに来月からは、さらに資金を積み増す予定。
今は、まだまだ利益額が大きくありません。
『o(^0^)o ほくほくFX』は、利益を積み重ねて、さらにそれを再投資することによって元本を膨らませ、利益額を大きくしていく投資方法。
ほくほくの場合、はやくその「大きな利益額」を手にしたいので、資金の余力ができた時にどんどん積み増していく予定です。

いずれ利益額が大きくなった時、今度はその利益の一部を出金して投下資金の回収を図るつもり。
そんなにうまくいくかどうかは、是非このブログを見ていてい下さい。


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posted by o(^0^)o ほくほく at 23:59 | Comment(0) | 資産運用◆日次運用報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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