
こんにちは、ほくほくです。
昨日、一気に下がった為替相場。
何が原因かと思ったら、IMF支援が取り沙汰されているギリシャに加え、ポルトガルに対する格付けも引き下げられたというのが理由だったようです。
ギリシャ・ポルトガル格下げ:識者はこうみる
格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は27日、ギリシャとポルトガルの格付けを相次いで引き下げた。ギリシャについては、ソブリン格付けを3段階引き下げ、ジャンク(投機的)等級となる「BBプラス」に。ポルトガルは長期格付けを「Aプラス」から2ノッチ引き下げ「Aマイナス」とした。
市場関係者のコメントは以下の通り。
●格下げの時期は驚き
<バークレイズ・キャピタルの首席エコノミスト、クリスチャン・ケラー氏>
ギリシャの格下げは他国の格付けと比べた場合、同国のファンダメンタルズを反映している。しかし、格下げを実施した時期は興味深い。ギリシャが緊急支援の発動を要請する前から(格下げは)明らかだったはずだ。
欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)との協議後、ギリシャ政府は来週までに追加(緊縮財政)措置を発表する可能性があるなか、なぜ格下げが今行われたのか。
追加緊縮財政策の発表を待たなかったことに驚いている。ファンダメンタル的には正しい決定だとは思うが、現在まで格下げを行わず、一段のニュースを待たずに格下げに踏み切ったことは、単に市場に追従しているようにみられる。
●ユーロ圏周辺国の一段の格下げを予想
<ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシニア通貨ストラテジスト、ウィン・シン氏>
ギリシャについて:非常に大胆な動きだ。S&Pがギリシャ格下げで他の格付け会社に遅れた分を取り戻そうしていることは明らかだ。こういった動きはアジア(通貨)危機の際に見受けられた。
ポルトガルについて:ギリシャ格下げの直前に2段階引き下げたというのも非常に大胆だ。
全般的な見通し:常に言っていることだが、格付けをめぐる状況は依然として流動的だ。ギリシャその他の国の借り入れコストの上昇が自動的かつ急速に波及し、債務をめぐる一段とネガティブな軌道が形成されている。3月以降のわれわれの格付け評価は、欧州周辺国の借り入れコストの大幅な上昇を受けて、明らかに変わった。
このような流動的な状況のなか、われわれはユーロ圏周辺国について一段の大幅な格下げがあるとの見方を強めている。2010/04/28 08:02 ロイター
この結果、例えば豪ドルは昨日夜半に86.5円台から突如として85.0円近辺まで一気に下落しました。
ただし、本日は逆に一気に上昇し、一時87.0円にもタッチしていますけど。
格付けが下がったというのは大きなニュースですが、リーマンショックの時、あれほど大きな問題になりながら事前の格付けは高かったという批判がありました。
なので、無視するわけではありませんが、過度に気にする必要もないと思っています。
格付けは、必ずしも正しいとは限らないので。
大切なのは、このような値動きを利益に変えることです。
情報は情報としておさえるものの、自分のスタンスをしっかり維持して投資していきましょう。
で、そのほくほくのポートフォリオなのですが・・・
・・・格付け下落さまさまです!
今日は一気に+3,717円の儲けを出すことができました。































獲得利益 = 預託証拠金額(1,992,887円) + スワップ (1,192円)
+ 出金額合計(66,000円)− 元本(1,000,000円)
− 追加入金額(700,000円)





























ほくほくは、ポルトガルの格下げも、それに伴う相場の下落も、事前に予想していたわけではありません。
ただ、自分の投資方法を遵守しているだけです。
結果として今回の相場変動では、儲けを出すことができました。
これからも様々なニュースが報道されると思いますが、情報はおさえておくものの、投資スタンスをしっかり保持していきたいと思っています。
さて、明日未明3:15は、注目のFOMC政策金利発表ですね。
いきなり利上げすることはないと思いますが、米国経済は順当に回復しつつあるので、発表内容には注意していきましょう。
◆ポイントサイトで資金を稼ぐ