こんにちは、ほくほくです。
7月30日(金)に、日本とユーロ圏の6月の雇用統計が発表されましたので、ここで簡単に紹介したいと思います。
まずは日本の雇用統計から。
6月完全失業率は5.3%に上昇、4カ月連続の悪化
総務省が30日に発表した労働力調査によると、6月の完全失業率(季節調整値)は5.3%となり、前月よりも0.1ポイント上昇した。4カ月連続の悪化となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査では5.2%が予測中央値だった。
完全失業率は、労働力人口(就業者と完全失業者の合計)に占める完全失業者の割合。就業者(季節調整値)は前月比4万人増の6225万人となり、5カ月ぶりに増加。一方、失業者は前月比7万人増の347万人と、4カ月連続で増加し、5月(同1万人増)に比べて拡大した。
完全失業率は2009年7月(5.6%)に過去最悪となった後は、緩やかに改善し、今年1、2月には4.9%に低下。ただ、3月以降は5%台で推移し、足元は徐々に上昇している。雇用情勢について総務省では「失業率が高い水準で推移し、失業者数も依然多く、油断ができない状況が続いている」との判断を示した。
完全失業者(原数値)を求職理由別にみると、「勤め先都合」が前年比20万人減と3カ月連続で減少し、5月(7万人減)から減少幅が拡大。一方、「学卒未就職」が前年比6万人増と2カ月ぶりに増加。「新たに収入が必要」も前年比1万人増と5月(7万人増)から増加幅が縮小したものの、4カ月連続で増加している。総務省では6月の完全失業率が上昇した主な要因として、学卒未就職の項目で失業者が増加したことなどを挙げた。
失業率を年齢階級別にみると、15─24歳の若い世代の失業率が11.1%に上昇し、過去最高の水準を更新した。
就業者数(原数値)を業種別にみると、製造業が前年比16万人減(5月は22万人減)、建設業は前年比19万人減(5月は16万人減)と2けた減が続いている。また、卸売・小売業が前年比20万人減(5月は7万人減)と減少幅が急拡大した。一方、医療・福祉は前年比24万人増(5月は39万人増)となり増加が続いている。
失業率を男女別にみると、男性が5.6%、女性が4.9%となり、それぞれ前月よりも上昇した。2010/07/30 10:09 ロイター
日本は、ここにきて再び景気減速傾向。
資源国などが徐々に景気を回復してきているのに対し、こちらは出口が見えません。
各国通貨に対して現在円は高値圏にありますが、この経済実態で一体何が買いの要因なのか、わかりません。
一方、こちらはEUの雇用統計。
6月のユーロ圏失業率は10.0%、前月と変わらず
欧州連合(EU)統計局が30日発表した6月のユーロ圏の失業率は10.0%で前月と変わらずだった。
6月の失業者数は1577万1000人で、5月から6000人増加した。
国別の失業率は、ドイツが7.0%と前月から横ばい、イタリアは前月の8.6%から8.5%に改善した。フランスは9.9%から10%に上昇した。
スペインの失業率は19.8%から20%に上昇した。
オーストリアの失業率は3.9%、オランダは4.4%となった。2010/07/30 18:16 ロイター
日本の雇用統計が悪化しているとはいえ、このEUの数値に比べれば、まだまだマシだということが分かります。
10人に1人が失業状態というのもすごいですね。
仕事が忙しい時などに、「仕事辞めたいな〜」と思うこともありますが、こういう経済情勢を見ていると、働けるだけマシという気がしてきます。
ということで、週末はゆっくり休んで、来週も仕事を頑張りたいと思います。
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