こんにちは、ほくほくです。
最近はこのブログに掲載するFXの資産状況の画像をヒロセ通商LionFX（インストール版）にしているので、以前の画面項目説明とは画面が変わってしまっています。
そこで今日は、現在使用しているヒロセ通商LionFX（インストール版）の画面の項目説明と、このブログでの獲得利益の計算方法について説明します。
なお、ほくほくがFX運用で現在使用しているのは、ヒロセ通商LionFXです。
取引システムの説明については、下記をご覧下さい。
◆ヒロセ通商LionFX
＜画面項目の説明＞
ヒロセ通商LionFX（インストール版）の『証拠金状況照会』画面には様々な項目が表示されています。
それぞれに意味があってその項目が表示されているわけですが、ほくほくが『o(^0^)o ほくほくFX』で資産を運用するにあたり、重視しているのは5つの項目です。
これは、2010年9月17日（金）の『証拠金状況照会』画面です。
図にあるように、ほくほくが重視しているのは①～⑤の項目です。
①預託証拠金額
これは、FX口座に預け入れている現金の額を表します。
FX口座に現金を入金したら増え、出金したら減ります。
また、利益を確定したら増え、損失を確定したら減ります。
例えば、FX口座に新規に100万円入金すると、預託証拠金額は100万円になります。
その後運用を始めて、10万円の利益を確定させ、2万円の損失を確定させると、預託証拠金額は108万円になります。
ほくほくの場合、9月17日時点では、それまでに合計250万円を入金し、53万8千974円の利益を確定させており、さらにそこから10万8千円を出金しているので、預託証拠金額は2,930,974円となっています。
FX運用に投入している資金と考えれば良いと思います。
②有効証拠金額
FX口座の時価評価額を表します。
①の預託証拠金額が現在いくらになっているかを表しています。
計算式は、①預託証拠金額＋③ポジション損益＋④未実現スワップ です。
ほくほくの場合、9月17日時点で計算すると以下のようになります。
①2,930,974円 ＋（③－655,130円）＋④31,511円 ＝ ②2,307,355円
③ポジション損益
現在の資産が抱えている含み損益を表します。
これは、特に説明はいらないでしょう。
④未実現スワップ
現在の資産が抱えているスワップの額です。
スワップは、運用資産に対する利息のようなものです。
現在保有しているポジションに対して、毎日付与されて行きます。
これが、FX運用の楽しいところの一つです。
ヒロセ通商の場合は、保有中のポジションに対して付与されたスワップは、そのポジションを決済するまでは確定せず、出金もできません。
そのため、“未実現”スワップと表記されています。
この未実現スワップは、ポジションを決済した時に①預託証拠金額に加えられます。
例えば、85円で1,000単位購入したポジションを86円で決済したとします。
この場合、決済損益は（86円－85円）×1,000単位＝1,000円 となります。
このポジションが100円の未実現スワップを抱えていた場合、決済時に①預託証拠金額は1,100円増加し、④未実現スワップは100円減少します。
⑤レバレッジ
現在構築しているポジションの額に対する、運用資産の割合を表します。
ほくほくの2.63倍という数値は、ほくほくが用意している資金に対し、運用しているポジション額はその2.63倍ということを意味しています。
例えば100万円の資金を用意している場合、2.63倍ということは263万円分のポジションを運用している計算です。
今年8月1日から導入されたレバレッジ規制では、日本国内の個人がFXで運用する場合、最大レバレッジが50倍までと規制されました。
この規制は来年さらに厳しくなり、25倍までとなります。
ほくほくの場合は、そもそもローリスク運用なので、規制されるような倍率まではいきません。
通常は2倍～4倍程度で運用しています。
ほくほく自身は普段はあまり見ない項目です。
以上が、ほくほくがよく見ている画面項目の説明となります。
これらの項目を日々チェックしながら運用しているわけです。
＜獲得利益の計算方法＞
このブログでは、日々の運用成績を獲得利益で報告しています。
例えば、こんな形です。
現在の獲得利益 ＝ 570,485 円獲得利益 ＝ 預託証拠金額（2,930,974円） ＋ スワップ （31,511円）
＋ 出金額合計（108,000円）－ 元本（1,000,000円）
－ 追加入金額（1,500,000円）
この獲得利益の計算式は以下の通りです。
①預託証拠金額 ＋ ④未実現スワップ ＋ 入出金額
上式の入出金額の部分は、さらに以下の３つに分かれます。
●（＋）出金額合計
●（－）元本
●（－）追加入金額
この『o(^0^)o ほくほくポートフォリオ』の運用では、確定利益の20%をFX口座から出金するルールとしています。
儲けの一部を口座からおろしてしまっているわけです。
確定した利益であるにも関わらず出金してしまっているため、①預託証拠金額には含まれていません。
そこで、獲得利益の計算時には加えています。
逆に元本と追加入金額は、①預託証拠金額には含まれていますが、これは運用によって得た利益ではありません。
そこで、獲得利益の計算時には差し引いているわけです。
ちなみに、獲得利益の計算で④未実現スワップを加えているのは、これが利息のようなものだからです。
先ほどの85円で1,000単位買って86円で売る場合に得られる1,000円の利益ですが、これが1日の取引なのか1ヵ月の取引なのかで、決済した時に得られる金額は違います。
理由は、この④未実現スワップです。
1日あたりに得られるスワップが10円であれば、1日で取引する場合は10円、1ヵ月なら300円のスワップとなります。
これを、決済した時にいきなり獲得利益に計上するのではなく、毎日発生する度に加えておくことによって、日々の獲得利益のバラツキを減らしているのです。
スワップを利益に加えるのが早いか遅いかの違いです。
FXの確定申告では、確定損益＋スワップ の金額が課税対象となります。
ほくほくがこのブログで報告している獲得利益は、この確定申告の課税ベースの数値です。
ただし、確定申告では、未確定状態で出金できないスワップは、課税対象としないことができます。
ほくほくが使用しているヒロセ通商LionFXも、未確定状態ではスワップは出金できません。
ですので実際には、ほくほくの確定申告時の課税対象は確定損益、すなわち獲得利益からスワップ分を差し引いた金額になります。
でもこれも、スワップを確定した時はいずれ課税対象となるので、課税額はトータルで見れば同じになります。
そこで、獲得利益ではスワップも計算に含めているわけです。
以上が獲得利益の計算方法です。
ところで、ほくほくが運用成績を利益ベースで報告するのは、『金持ち父さん』の影響が大きいからです。
資産運用で陥りがちな勘違いや資産運用で重要なことは、『金持ち父さん』の2作目、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』を読むと良くわかります。
1億円でも安心できない資産と、1,000万円でも安心できる資産の違いなんかもわかります。
非常に簡単な文章で書かれているにもかかわらず、資産運用を行う上で非常に重要なことが書かれているので、是非一読を薦めます。
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ほくほくが、このブログの運用成績を、時価ベースの資産額ではなく確定ベースの利益額で表記しているのも、この本の考え方と同じです。
また、ほくほくが低レバレッジで日々利益を稼いでいっているのは、『o(^0^)o ほくほくFX』で資産を運用しているからです。
資産運用に時間をかけずに、それでも着実に利益を重ねていくトレード方法です。
資産運用をしながら自分の自由な時間を大切にされたい方は、一度ご覧下さい。
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