こんにちは、ほくほくです。
今日はまず、先週木曜日に発表されたオーストラリアの4月雇用統計を見てみましょう。
4月豪就業者数は予想外の減少・失業率は4.9%、来月利上げ観測が後退
オーストラリア連邦統計局が12日発表した4月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比2万2100人減少した。失業率は4.9%で前月と変わらずだった。
ロイターがまとめたエコノミスト調査では、就業者数は1万8000人増加、失業率は4.9%と予想されていた。
就業者数の内訳は、フルタイム雇用者が4万9100人の減少、パートタイム雇用者が2万6900人の増加だった。
雇用統計の結果を受けて短期的な利上げ観測が後退、豪ドルは統計発表前の1.0702米ドルから1.0587米ドルに下落した。
これまで、失業率が5.0%を大幅に下回った場合、インフレ圧力が高まり、緩やかな追加引き締め観測に結びついてきた。
今回の数字についてJPモルガンの首席エコノミスト、スティーブン・ウォルターズ氏は「就業者数は振れやすいため、失業率が重要だ。依然として5%を下回っており、かなり底堅いといえる」と指摘。雇用統計はおそらく、オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)にとって中立的な内容だとの見方を示した。
同氏は「中銀は失業率が依然5(%)を下回っているという点に注目し、これを懸念材料とみなすだろうが、今後雇用者数が増加してもそれほど懸念しないだろう」と語った。
RBAはこれまでに、雇用の伸びが2010年の非常に高い水準から若干鈍化したと指摘しているものの、労働市場は依然として強いとの見方を示している。
RBAは失業率が2013年12月までに4.25%に低下するとの見通しを示している。
前週には、政策金利を4.75%に据え置いたが、インフレ抑制のため、ある時点で追加利上げが必要になるとの認識を示した。2011/05/12 13:12 ロイター
オーストラリアは好景気が続いており、継続的な利上げが期待されています。
しかし今回の雇用統計の結果は、その利上げ観測が後退する結果となりました。
まあ、そんなに一本調子に景気が良くなっていくわけでもありませんし、後退するならするでしばらく様子を見ましょう。
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さて、本日の運用成績です。
本日の収入は 303 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 805,129 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(3,144,642円) +スワップ(3,487円) +出金額合計(157,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(1,500,000円) |
今週は値動きが少ないという事前予想のニュースが出ていましたが、今日はその通りになり、あまり利益が出ませんでした。
残念。
今週は予想通りにならず、相場に動いてほしいと思うほくほくです。
ところで、今日はこんなニュースを見てしまいました。
4月の消費者心理、2カ月連続で最大の下落幅を更新 震災の影響色濃く
内閣府が16日発表した4月の消費動向調査によると、今後半年間の暮らし向きなどについて消費者の見方を示す消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)が前月比5・5ポイント低下の33・1となり、3カ月連続で前月を下回った。3月は東日本大震災の影響で過去最大の下落幅(2.6ポイント)を記録したが、さらに大幅な落ち込みとなった。震災の影響が消費者心理に色濃く残ることが改めて鮮明になった。
消費者心理の基調判断は「悪化している」として、こちらも2カ月連続で下方修正した。
指数を構成する「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」の4指標もそろって低下。なかでも雇用環境は一気に9・4ポイント悪化しており、「震災の影響が出ている。特に雇用面で、新規求人の低下などが響いた」(内閣府)とみている。
今回の調査は全国6720世帯を対象に実施し、4981世帯(74・1%)から回答が寄せられた。被災地の岩手県、宮城県では、沿岸部の60世帯で調査を中止した。2011/05/16 14:29 産経新聞
自粛ムードですし、それを差し引いてもリスクに対する備えから、今は財布の紐がきつくなっていますもんね。
仕方がないかもしれませんが、しかし消費がなければ、企業の売り上げが上がらず、その結果雇用者の給与が増えなくなってしまいます。
無駄遣いは良くないかもしれませんが、金は天下のまわりもの。
早くよくなって欲しいものですね。
それでは、また明日。