
こんにちは、ほくほくです。
こどもの日の今日、以前から登りたいと思っていた山梨県の瑞牆山(みずがきやま)に登ってきました!
日本百名山にも数えられる瑞牆山は2,230m。
頂上付近にはまだ雪が少し残っていましたが、天気も非常に良く、頂上からは富士山も臨むことができました。
ルートは、みずがき山荘から山頂までの往復コース。
登り約3時間、下り約2時間の行程でした。
より大きな地図で 【登山】 瑞牆山 @山梨県 20120505 を表示
各ポイントの写真と解説はこちらです。
1.登山口(7:45)
東京の自宅を午前4時に出て、途中SAで朝食を摂って登山口であるみずがき山荘に着いたのは7時半ごろ。
みずがき山荘の前には大きな駐車場がありますが、その時点で既に満杯でした。
でも、近くの道路には駐車スペースがたくさんあるので、そこに車を停めることができました。
準備を整え、駐車場わきの登山口から早速登山開始です!
2.登山道(8:00)
しばらくはなだらかな白樺の森が続き、そして徐々に山登りっぽい道になっていきます。
いつもそうなのですが、登り始めはやっぱり少しキツいですね。
3.山頂展望(8:10)
尾根に出て視界が開け、目指す瑞牆山山頂が見えた瞬間!
「あんなところに登るのか」と、少し怖くなったりもします。
4.尾根伝いルート(8:20)
この辺りは、富士見平小屋まで尾根伝いのルートが続きます。
新緑が萌えていて、とっても気持ち良いです!
5.富士見平小屋(8:25)
金峰山ルートとの分かれ道、富士見平小屋に到着。
辺りにはたくさんテントが張られていて、泊りの登山者もかなり多そうです。
ちなみに、トイレは1回100円の料金がかかりました。
6.富士山(8:25)
富士見平というくらいなので、富士さんが見えます!
この日は天気が非常に良く、登山中はいたるところから富士山が見えました。
7.道に迷いました(8:40)
前の人達に盲目について行った結果、いつの間にか登山道から外れていました。
ここで20分程度のロス。
登山道を示す印(テープなど)がなくなったのと、iPhoneのGPSで自分の現在地がルートから外れているのがわかって引き返しました。
8.沢へのルート(8:55)
正しいルートはこちらの道。
天鳥川へ向かって下っていくルートです。
登山中の下りルートは、少しヘコみますね・・・
9.天鳥川(9:15)
登り始めて1時間半、途中迷ったり休憩しながら来て、天鳥川に到着しました。
綺麗な水の沢で、またその付近に休憩できるスペースもあって、またゆっくりしてしまいました。
10.割れた岩(9:25)
天鳥川を越えたら、いよいよ瑞牆山に取り付きます。
ここからは本格的な登りルート。
その最初のポイントにある、大きな割れた岩です。
11.鎖場(9:30)
ところどころ、こういった鎖場(ロープですが)がありました。
瑞牆山は大きな岩が多く、1歩1歩が大股になることがあるので結構体力を使います。
12.急な山道(9:55)
急な山道が意外と長く続くので、少しヘコみ気味・・・
でも空はすごくきれいで、早く山頂にたどり着きたい気持ちが勝ちます。
13.見上げる大やすり岩(10:20)
瑞牆山のシンボル、大やすり岩。
その大やすり岩を下から見上げたところです。
メチャクチャ大きい!そして、倒れてきそうで怖いです・・・
14.山頂付近の残雪(10:48)
5月5日の登山でしたが、山頂付近には雪がアイスバーン状でかなり残っていました。
注意して登れば大丈夫でしたが、アイゼンを履いてる人もいました。
15.瑞牆山山頂(10:56)
ついに山頂到着!
登り始めて3時間10分ぐらいかかりました。
山頂は大きな岩となっていて、平らなところがあまりなく、山頂で食事しようとすると少し苦労します。
でも、この雄大な景色はずっと見ていたいと思いました!
16.山頂からの富士山と金峰山
山頂から隣の金峰山(左側)と富士山(右奥)を臨んだ写真。
金峰山の山頂にはかなり雪が残っていますね。
17.見下ろす大やすり岩
先ほどの大やすり岩を山頂から見下ろした写真です。
改めて、面白い山の形ですね。
温泉
瑞牆山のすぐそばには増富温泉があります。
その中で今回立ち寄ったのは、日帰り入浴ができる増富の湯。
館内は広く、またお風呂の種類も多かったです。
ほくほくは、疲れていたので1種類しか入りませんでしたが。
◆増富の湯◆
〒408-0102 山梨県北杜市須玉町比志6438
Tel:0551-20-6500
HP:増富の湯HP
冒頭の地図では、左側の画面外に位置をポイントしていますのでご参照ください。
感想
「どこか近場・登り3時間ぐらいでお薦めの山ない?」と友達にきいた時、薦められたのがこの瑞牆山。
登山道には岩場が多く傾斜も急なので、中級向けだと思いました。
装備がしっかりしている登山者も多かったですし。
足下の岩が歩幅より大きかったりするので、1歩1歩が大きくなって歩きづらいということもありました。
けっこうしんどかったです。
でもその分、登頂した時気分はもう最高でした!
周りは、隣の金峰山以外はさえぎるものがなく、はるかに富士山や八ヶ岳を臨むことができる眺望の良さ。
頑張って登って良かったと思える山でした。
ちなみにこの山に登ると、周りの登山客の装備がすごく気になりました。
頂上付近のアイスバーンではアイゼンを装備している人がいましたし、頂上ではストーブとコッヘルでお湯を沸かしている方多数。
そういうのを見ていると、また登山道具が欲しくなってしまいました。
あと、デジタル一眼も・・・
お財布と相談しながら、徐々に装備を整えたいと思います。
◆登山記録
◆日本百名山 一覧&Googleマップ
![]() | 日本百名山 (新潮文庫) 深田 久弥 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() | 山と高原地図 金峰山・甲武信 2011年版![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
山登りのログ記録には、iPhoneのGPS-Trkというアプリを使っています。
こちらからダウンロードできます。![]() |
電波が届かない所でもGPSでしっかりログを取ってくれますし、この記事で掲載したように写真とポイントを連動できたり、高度グラフを表示できたりもします。
また、GPSログをエクスポートしてGoogleマップに取り込むと、冒頭のようにGoogleマップでルートを表示できたりとかなり高機能!
さらにログを取り込んだGoogleマップをGoogle Earthに切り替えると・・・

こんなふうに、自分の登山ルートを3Dで見ることもできます!
自分の山行を記録し、あとから見て楽しむにはとてもお薦めのアプリです。