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2012年06月02日

【今週の利益】('12/06/02)2,024円

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こんにちは、ほくほくです。

昨晩は、いつも相場が大きく動く米雇用統計発表があったので、まずはその内容を見ておきましょう。

米雇用統計:識者はこうみる

 米労働省が1日発表した5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が6万9000人増と、昨年5月以降で最も低い伸びとなったほか、失業率は8.2%に上昇、昨年6月以来の悪化となり、米連邦準備理事会(FRB)に対する金融緩和圧力が今後強まる可能性もあるとみられている。

市場関係者の見方は以下の通り。

●世界的な景気減速が顕著に、FRBの行動強く促す

<RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の首席米国エコノミスト、トム・ポーチェリ氏>

 海外市場で発表された5月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が悪化したこともあり、今回の雇用統計の結果は明らかに望ましいものではない。世界的に景気減速期の真っ只中にあることが次第に顕著となってきている。
 統計内容は米連邦準備理事会(FRB)による行動を強く促し、FRBとしても対応せざるを得ないと感じる公算が大きい。これまで株価動向がFRBの行動を阻んできたが、他のすべての要件が満たされるなかで、FRBの政策行動にとり最後のハードルだった株価も足元下落している。

●米経済も他地域と同様に減速

<スチュワート・キャピタル・アドバイザーズ(ペンシルバニア州)の社長兼最高投資責任者(CIO)、マルコム・ポリー氏>

 悪い内容で、景気減速を示しているようだ。米国経済は、中国の景気減速や欧州問題とは無関係と信じる向きもあるが、そうした見方は近視眼的なものだろう。米国経済も世界の他地域と同様、減速している。

●次回FOMCで金融緩和される確率高まる

<ジェフリーズのマネーマーケット・エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏>

 雇用者数の伸びは弱く、前回4月の内容も下方修正されたほか、時間当たり賃金は低迷、週間労働時間は縮小した。インフレが現時点で目標を下回っていることを考え合わせると、米連邦準備理事会(FRB)が今月19─20日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和に踏み切る確率は高まったとみられる。
2012/06/01 23:29 ロイター

実際に、アメリカの雇用者数は増加を続けているのですが、今回はその増加率が低いということで相場にはネガティブに働いたのだとか。
回復方向に向かっているのに、評価が低いというのもまた何か違和感がありますね。

引き続きアメリカ経済には頑張ってもらいたいと思います。

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さてそれよりも、今は相場を騒がせているものがあります。

アングル:円急伸で市場参加者は臨戦態勢、「円包囲網」狭まるか

円高が止まらぬなか、市場参加者は円売り介入に備え始めている。スペイン金融不安に加え、市場予想よりも悪い米経済指標が続出して円が全面高。ユーロ/円は2000年11月以来の安値を付けたほか、ドル/円は3カ月半ぶりの安値となった。

日本の当局者が「口先介入」を強め始めているが、ドイツ国債や米国債の金利が歴史的水準に低下するなか、円相場は海外金利の影響を強く受けている状況だ。6月は重要イベントが目白押しであり、「円包囲網」が狭まるか警戒感は一層強くなっている。

<財務相、財務官の発言で円売りを誘発>

「行き過ぎた動きが続くようであれば、断固とした対応をしていかなければならない」──安住淳財務相は1日、閣議後の会見で円高に対する強い警戒感を示した。前日、「断固とした対応」に言及しなかったことで一部の海外勢を中心に介入警戒感が後退していたが、この日は一歩踏み込み、円売りを誘発した。さらに、中尾武彦財務官も講演で「過剰な動きが続けば決意を持って対策を取る」と述べ、円高阻止に向けた強い決意を示したことで、ドル/円をさらに押し上げた。

マーケットの介入に対する見方は分かれている。みずほ証券FXストラテジストの鈴木健吾氏は介入について「78.15円を下回ると現実味を帯びてきて、実際に78円を割ったら入る可能性が強まるのではないか」との見方を示す。 昨年11月の覆面介入時の高安の中間が78.15円だったことに加え、3月日銀短観の大企業・製造業の2012年想定為替レートが78.14円であるためだ。

一方、JPモルガン・チェース銀行の債券為替調査部長、佐々木融氏は現時点で円売り介入が行われる可能性は低いとみている。佐々木氏は、昨年12月末に米財務省が公表した半期為替報告において、米財務省が昨年行われた日本の単独介入に関して、ボラティリティがユーロ/ドルよりも低いのに介入を行ったと批判した点を重視。「現在のドル/円1Mボラティリティは、昨年10月の大量介入時よりも低く、現在のユーロ/ドル1Mボラティリティよりもはるかに低い。こうした状況はドル/円が77円台に入っても大きくは変わらない」との見方を示す。

三井住友信託銀行のマーケット・ストラテジスト、瀬良礼子氏も「介入のタイミングについては75円付近までは動きづらいのではないかとみている」という。ドル/円は昨年10月31日に75.31円の戦後最安値を付けたが、当局は戦後最安値の更新直後に介入に踏み切っている。

<6月のカレンダーはリスクオフモード継続を示唆>

「今の円相場は異常に動いている欧米の長期金利に引っ張られている」と、JPモルガン・チェース銀行の佐々木氏は指摘する。質への逃避で米10年債利回りと独10年債利回りがいずれも過去最低水準に低下するなか、為替市場では円に資金が向かっている。

海外主導の円高傾向が続いているが、6月のカレンダーには欧米の重要イベントが並んでおり、リスクオフモードが当面続く可能性がある。

6日には欧州中央銀行(ECB)理事会、17日にはギリシャの2回目の総選挙が予定されている。スペインの金融不安からスペイン10年債利回りが7%の大台を視野にとらえて「週末のたびにスペインが支援要請に駆け込むのではないかとの憶測が浮上している」(欧州系銀行)なか、ユーロ圏財務相会合やG20も見逃せない。一方で、今晩の米経済指標の内容が市場予想よりも悪ければ、19日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて米追加緩和観測が強まりかねない。

さらに、きょう発表の中国5月PMIは市場予想を下回ったが「中身はけっこう悪かった」(ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのシニア通貨ストラテジスト、村田雅志氏)との声が出ている。新規受注指数、仕入れ価格指数といった景気の先行指数と呼ばれている指数が軒並み急落した。9日からは5月分の中国の経済指標が発表されるが、結果次第では中国の景気減速懸念が一段と強まりかねない。

<ユーロ/円の導入来安値>

ユーロ/円は1月の安値97.04円を下回って96円台に沈んだことで、市場では00年10月に付けた史上最安値88.80円が意識され始めた。ただ、現時点ではユーロ/円が早期に同水準まで割り込むとの見方は多くない。新生銀行・市場営業本部部長の政井貴子氏は、短期ならば「欧州でのリーマン・ショックの発生」がユーロ/円の最安値更新の条件としたうえで、長期的には、ECBが量的緩和に踏み切らざるを得ないとみられることから、通貨的な価値は落ちざるを得ないと話す。もっとも、短期的にリーマンショック並みの金融危機が想定しにくいとしても、市場関係者の多くがユーロの本格反騰シナリオを描いているわけでは決してない。

ある大手信託銀行のディーラーはきょう、ドル/円について77円台に下落する場面では打診買いに動きたい意向であるとしながらも、週末の欧州関連のニュースフローが警戒されることから、水準によっては週明けは介入含みとなるため、4日月曜日は所属するチームが早朝に出勤して事態の推移を注視するとしている。
2012/06/01 20:14 ロイター

ご覧のように、ユーロは今、11年ぶりの安値水準。
そして、史上最安値も視野に入ってきているとか。

これは、少し資金を厚めに、リスクを少なめにしておくのが大切ですね。
注意したいと思います。

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それでは最後に、1週間の運用成績。

今週のo(^0^)o ほくほくポートフォリオの獲得利益は2,024円となりました。

  【先週末】
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  【今週末】
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その結果、現在の獲得利益の内訳はご覧の通りとなっています。

◆ 現在の獲得利益 = 1,139,534 円 ◆
獲得利益 =
預託証拠金額(3,885,473円)
+スワップ(28,061円)
+出金額合計(226,000円)
−元本(1,000,000円)
−追加入金額(2,000,000円)

今はなかなか利益が出にくい相場になっています。

でも、先ほどの引用記事にもありますが、そろそろ介入の可能性も高まってきていますし、一気に相場が動く可能性もありますね。
そういったチャンスを逃さないよう、上手く運用を続けたいと思います。


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posted by o(^0^)o ほくほく at 16:46 | Comment(0) | 資産運用◆週間運用成績 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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