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2012年08月29日

【登山】 富士山 @静岡県、山梨県

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こんにちは、ほくほくです。

登山を始めたら、一度は登りたい日本一の山。
日本百名山の一つでもあり、3,776mという日本一の高さを誇る美しい山。
そう、富士山です。

2012年8月24日(金)に、ほくほくもついにその頂に立つことができました!

今回は初めての富士登山。
この日は天候にも恵まれて御来光も拝め、お鉢めぐりをし、そして山頂で御朱印も頂けたという、完全に満足できる山行でした。
運が良かったです。

登山ルートは、須走口五合目から登るルート。

須走口五合目駐車場(3:00、16℃) ⇒ 須走口山頂(12:33、20℃) ⇒ 剣ヶ峰(14:04) ⇒ 下山開始(15:14) ⇒ 須走口五合目駐車場(18:30)

休憩も含みますが、なんと全体で15時間半という長時間の山行。
これは初めての体験です。

この日はかなり暖かい日だったらしく、夜明け直前に10℃ぐらいになりましたが、山頂に行っても日向は手元の温度計で20℃を超えていました。
山頂で長袖を着ていると暑かったです。

GPS-Trkで記録した登山ログはこちらです。


より大きな地図で 【登山】富士山 @静岡県、山梨県 20120824 を表示

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須走口登山口は標高2,000mですが、車を停められたのはそこから100mぐらい下がった路上だったので、高度グラフは1,900mあたりから始まっています。
富士山の下山道は砂走りだったので、下山は一気に高度が低下していっています。
こうして高度を見返してみても面白いですね。

各ポイントの写真と解説はこちらです。



1. 須走口駐車場 (3:00)

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写真はすみません(汗)
朝3時で真っ暗だったので、富士山方向を撮ってみました。
ほとんど何も映っていませんが、写真右上に見える小さな白い点は山小屋の明かり。
そこから山頂に向かって登山者のヘッドライトが列を成していました。

東京の自宅を8/23(木)23:00に出発し、途中で友人を拾ったりSAで食事をして須走口についたのが2:40頃。
東名高速の御殿場ICからは40分ぐらいの距離です。

自分の車で登山口まで行きたかったので、マイカー規制がかかる前の日に富士山に入りました。
マイカー規制に関する情報は、静岡県のHPに掲載されています。

  ◆富士山夏季マイカー規制

200台収容可能な須走口駐車場は満杯だったので、その前の道路から路上駐車が始まっていました。
ほくほくも一旦須走口駐車場まで行ってからもとの道を少し戻り、空いている場所に路上駐車しました。
カーブや通行の邪魔になりそうな場所は駐車禁止になっていますが、それ以外の場所は路上駐車しやすいです。路上駐車を誘導してくれる警備員さんまでいますので。

準備をして3:00頃に出発!
ちなみに星空もすごくきれいで、ほくほくは流れ星を見ました。



2. 須走口五合目 (3:20)

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車を駐車した位置から須走口の登山口まで歩いて20分。
真っ暗な中、いよいよ登山開始!

とその前に、ここでトイレを済ませました。
200円の有料です。

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富士山五合目、標高2,000mの看板。
気温は、車を降りた時は涼しく感じましたが、ここまで20分ほど歩くと汗ばんできたので、1枚脱いでアンダーシャツ(半袖)と長袖のTシャツになりました。
以降下山してくるまで、ずっとその格好でいました。



3. 古御岳神社 (3:29)

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須走口登山道にある神社。
ここで登山の無事を祈願しました。



4. 夜明け前 (4:29)

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今回須走口を選んだのは、登山道が富士山の東斜面なので、登山途中でも御来光が拝めるからです。

登山を開始して1時間ほど。
東の空が徐々に明るくなってきました。

ちなみにこの日の静岡県の日の出時刻は5:13。
日の出の時間は、国立天文台のサイトで調べられます。

  ◆国立天文台 天文情報センター 暦計算室



5. 六合目 長田山荘 (4:56)

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登山を開始して1時間半ほど。
六合目の長田山荘に到着しました。

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ご覧のとおり、空もかなり明るくなってきています。
須走口登山道はしばらく低木帯が続いて林の中を歩くので、見晴らしがよいこのポイントで御来光を待つことにしました。



6. 御来光 (5:05)

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感動の御来光。
空気がとてもきれいなので、良く見えました。
山頂で御来光を見るのと違い、ほくほくはこれから山を登らなきゃいけないんですけどね(汗)



7. 須走口登山道 (5:17)

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周囲が明るくなり、登山道の緑が目に飛び込んできました。
今回須走口を選んだ理由の一つは、登山道に緑が多いこと。
朝日を浴びた緑がきれいでした。



8. 本六合目 瀬戸館 (6:04)

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海抜2,700mの本六合目にある山荘です。
登山開始から2時間半ほどで700m登ってきました。

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左側の斜面には、下山道の砂走りルートが見えます。
下山者が砂煙を上げながら下っていました。



9. 七合目 太陽館 (7:32)

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須走ルートの七合目にあるのは太陽館。
空はご覧の通りの快晴!
今日はここからも、御来光がきれいに見えたでしょうね。

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登山道は奥に続いていきます。



10. 七合目 登山道 (7:57)

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須走口の七合目は、下山道の砂走りと合流しており、砂礫の多い道になっています。
滑りやすいので注意。



11. 本七合目 見晴館 (8:28)

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本七合目にある見晴館と山頂の写真。

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海抜3,200m。
ほくほくにとっては、未体験の標高です。

登山開始から5時間で3分の2の高さまで来ました。
結構遅いペースで、このあたりで後ろからぬかされた登山者を最後に、ほくほく達より後ろに登山者は見えなくなりました。
須走口を選んだ理由の一つは、この登山者の少なさ。
気楽なペースで登って行きました。



12. 八合目 江戸屋 (9:10)

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このあたりで、吉田口からの登山道と交差し始めます。



13. 本八合目 (9:48)

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本八合目にある富士山ホテル(右)とトモエ館(奥)、江戸屋(左)。
このあたりの登山道は、下山ルートにもなっているので砂走りの歩きにくい感じです。

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トモエ館と雲海。
この奥から、吉田ルートからの登山客が合流して、ここから上は一緒のルートになります。
ガイドがついた登山ツアーの人たちをこの日初めて見ました。

このあたりから、同行者が高山病になりはじめました。
症状としては、気分が悪くなり、視野が狭まるような感じとのことでした。

一応こちらの携帯圧縮酸素を持って行っていたので、少しは役に立ったようです。

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キャップをスプレー口に差し込むと、そのまま吸入口になってくれるところが便利でした。

効果の程は、「少し楽になる」のだそうです。
ほくほくも吸ってみましたが、高山病ではなかったのであまり何も感じませんでした。



14. 八合五勺 御来光館 (10:29)

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八合目と九合目の間にある山荘。
登山道では、ここが最後のトイレになります。200円。
ちなみに山頂にもトイレはあって、そちらは300円になります。



15. 九合目 久須志神社 (11:29)

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富士山の八合目以上は浅間大社の境内であり、その末社である久須志神社の鳥居と社が九合目にあります。

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標高3,600m地点。
ちなみに登山道の右側には、雪が残っていました。

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16. 九合目 登山道 (12:09)

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九合目からの登山道は、今までの砂礫ではなく、写真のような岩場になっていきます。
一歩一歩が結構しんどい。

同行者が高山病でつらそうなので、少しずつ、ゆっくりゆっくり登山。

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山頂の鳥居が見え始めても、ゆっくりゆっくり。

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近づいてきても、ゆっくりゆっくり。

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呼吸を整える間に撮影した、雲海を見下ろす狛犬くん。



17. 須走ルート山頂 (12:33)

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ついに富士山登頂!やりました!!
3:00に出発して9時間半かかったので、感慨もひとしおです。

空は快晴、気温は手元の温度計で20℃?。
日向に置いておいた温度計なのでこんな数字が出ていますが、でも実際暑かったです。
半袖の下着に長袖のシャツを着ていると、腕まくりしないと暑いぐらい。
この日の登山は、ずっと同じ格好でした。

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須走ルートの山頂にある久須志神社。
ここでしっかり御朱印を頂きました。

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ありがたし。

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大内院と呼ばれる、富士山の火口。最低地点は標高3,587m。
奥に見えるのが富士山最高峰の剣ヶ峰で、標高3,776m。
最高地点から火口の底まで、標高差189m! スケールが大きいです。



18. 【お鉢めぐり】 @ 大日岳 (13:11)

富士山山頂に来たら、やはりお鉢めぐりはしておかねば!
ということで疲れた体に鞭打ち、お鉢めぐりに出発。

富士山には8つのピークがあり、八神峰と呼ばれています。
そのうち一つが、須走ルート山頂、3,725m の久須志岳(薬師ヶ岳)。
そこから時計回りにお鉢めぐりに出発しました。

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こちらは、久須志岳の隣にある3,735m の大日岳(朝日岳)。

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山頂には鳥居がありました。



19. 【お鉢めぐり】 A 伊豆岳 (13:20)

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大日岳の隣にある3,749m の伊豆岳(阿弥陀ヶ岳、観音岳)。
ちょうど雲がかかりました。



20. 【お鉢めぐり】 B 成就岳 (13:24)

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富士山の4つ目のピーク、3,733m の成就岳(勢至ヶ岳、経ヶ岳)。
こうしてみてみると、岳の名前に仏様の名前がついていますね。



21. 【お鉢めぐり】 C 駒ヶ岳 (13:30)

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駒ヶ岳、またの名を浅間ヶ岳、3,722m。
ここには、富士山本宮浅間大社の奥宮があります。



22. 【お鉢めぐり】 D 富士山本宮浅間大社 奥宮 (13:32)

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ようやくたどり着きました、富士山本宮浅間大社の奥宮。

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富士山登山の目的の一つは、ここで御朱印を頂くことだったんですよね。

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こうしてしっかりと御朱印をGet!
久須志神社と同じく、ここの御朱印は富士山の土が含まれているため、茶色になっています。
3,776m の富士山に登らなければ頂けない御朱印に感動!



23. 【お鉢めぐり】 E 三島岳 (13:50)

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浅間大社で御朱印を頂き、少し腹ごしらえをしてからお鉢めぐり再開。
富士山6つ目のピーク、3,734m の三島岳(文殊ヶ岳)。
ツアーのガイドさんが説明しているのを、横で聞いていました。



24. 【お鉢めぐり】 F 剣ヶ峰 (14:04)

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ついに来ました、ここが富士山の最高峰、3,776m の剣ヶ峰!
富士山頂のお鉢めぐりでありながら、さらにこの急こう配を登っていきます。

・・・お鉢めぐりは、絶対に反時計回りをお勧めします。
時計回りでは、この非常にきつい坂を登らなければなりませんから。

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富士山特別地域気象観測所の建物と、剣ヶ峰最高峰での撮影待ちの列。
やはり非常に人気のポイントです。

日本で最高地点、これで制覇しました。



25. 【お鉢めぐり】 G 白山岳 (14:26)

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富士山第二の高さの白山岳、3,756m。
上に登っている強者がいましたが、ほくほくはそこまで元気が残っておらず、下から眺めるだけにしました。



26. 須走ルート下山口 (15:14)

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お鉢めぐりから戻って少し休憩をし、いよいよ富士山頂に別れを告げる時がきました。
この素晴らしい別世界からは、この標識があるところでお別れです。

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雲海に向かっていくかのような下山道。



27. 砂走り (15:25)

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富士山の下山道は、柔らかい砂礫を踏みしめる砂走りと呼ばれる道が特徴的です。
おかげで、下に向かって急な角度でも下りていくことができます。

砂埃がかなりたつので、ゴーグルとマスクは必携。
今回はゴーグルを忘れてしまったので、コンタクトが入った目に砂埃がかなりしみました(涙)。



28. 砂払五合目 吉野家 (17:37)

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初めのうちは物珍しくて楽しい砂走りですが、須走ルートではこれが延々続くので、かなりしんどく、そして飽きます。
写真真ん中の方のように、ほくほくもガックリうつむくぐらい疲れました。

砂走りは、しばらくノーサンキューです・・・

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砂走りが終わった地点から振り返る富士山。



29. 須走口 (18:30)

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ようやく戻ってきました、須走口五合目。
今朝3時ごろにここにいたとは思えないほど、ずいぶん久しぶりに見た気がしました。

ここで、この夏のメインイベント、富士登山が終わりました。



【感想】

富士山へは、一度登りたいと思っていました。
登山趣味として日本一の山に登っても見たいですし、また御朱印集めでも山頂の神社の御朱印は頂きたい。

昨年ごろから、今年は富士山に登ろうと計画し、以来少しずつ準備をしてきました。

長い登山行程、多い登山客、変化の大きい気温、混み混みの山小屋、マイカー規制。
いろいろ調べるうちに、どのような行程で登るか非常に悩みました。

そして今回の登山では、以下のようにしました。
 ●登山客の少ない須走口
 ●お盆までのマイカー規制が終わった平日に入山
 ●山小屋に宿泊しない一気登山
 ●気温変化が少ないよう正午に山頂を目指す

結果として、途中で御来光も拝めるという、非常にうれしい登山となりました。
ただし、体力的にはとても厳しい山行でしたけどね(汗)

須走ルートは緑が多く、たくさんの高山植物を見ることができました。
人が少なかったので、ゆっくりと道端で花の写真を撮ることができたのもよかったです。
何より、東斜面のルートなので、林道以外ではどこからでも御来光が拝めるのが良いですね。

朝3:00に登山を始め、休憩を含んで18:30に下山。
15時間半の山行というのは初めての体験でした。

長時間の山行でしたが、晴れた空の下で登る日本一の山。
山頂の別世界でのお鉢めぐり。
雲海に向かって下る砂走り。
素晴らしい山行でした。

今後どこからか富士山を見るたび、「あそこに登ったんだな〜」と思い返すことになると思います。

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【関連記事】
  ◆登山記録
  ◆日本百名山 一覧&Googleマップ
  ◆【御朱印】 久須志神社 @静岡県
  ◆【御朱印】 富士山本宮浅間大社 (奥宮) @静岡県

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【温泉】

帰りは御殿場方面だったので、御殿場ICを超えてたところにある富士八景の湯に行きました。
富士山が見える露天風呂があり、また休憩室の他に仮眠室もあって、とてもゆっくりできます。

富士八景の湯
静岡県御殿場市深沢2564-19
営業時間:10:00〜22:00 年中無休
TEL:0550-84-1126
HP:http://fujihakkei.co.jp/
※WEBサイトには割引クーポンがあります。



【花】

須走ルートは緑が多く、たくさんの高山植物に出会いました。

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ヤマホタルブクロ
ホタルブクロ(蛍袋)の変種で、キキョウ科の多年草。初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。
開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。
ヤマホタルブクロは萼片の間が盛り上がっている。一方、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある。


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シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)
バラ科オランダイチゴ属の多年草。
根茎は肥厚し、枝はよく分枝し、長い匍匐枝を伸ばし、地をはう。
葉は根生し、長い葉柄をもった3小葉からなる。花期は5-7月。細い花茎の先端に少数の花をつける。花は白色で径15-20 mm、円い花弁は5個で、萼片、副顎片も5個になる。果実(果床)は花後に径1 cmの球形から卵形になり、赤熟し、食用になる。


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トモエシオガマ (巴塩釜)
ゴマノハグサ科シオガマギク属。
草丈30 〜60cm、花期 7〜9月。
本州(近畿以北)に分布し、山地〜亜高山の草地に生える多年草。
よく似た母種のシオガマギクは、茎の途中からもまばらに花を付けるが、本種は茎の上部にだけまとまって咲く違いがある。


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ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物。
高さは15〜30 cmで、黄色の直径1.2〜1.5 cmの花を咲かせる。花期は8〜9月。
別名コガネギク。アキノキリンソウの高山型。
アキノキリンソウの花が比較的まばらにつくのに対し、本亜種は頂部に固まってつく傾向にある。総苞片は、アキノキリンソウが四列であるが、本亜種は三列。中間型もあり、厳密な区別は難しい。


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オンタデ(御蓼)
タデ科オンタデ属の多年草。ウラジロタデの変種。
高さ30-100 cmで、雄雌異株。長さ3 mm程の黄白色の小花が密集する。花期は6-10月。
雌株の果実はそう果で3個の翼があり、紅色を帯びる。ウラジロタデより全体に毛が少なく、成長すると両面の毛が落ちて裏面が緑色となる。木曾の御嶽山で最初に発見されたことからこの名がついた。基準標本は富士山のもので、富士山の高山帯(標高2,400-3,300m)に多く分布している。


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ミヤマコゴメグサ(深山小米草)
ゴマノハグサ科コゴメグサ属の一年草。高山植物。
本州近畿以北の亜高山帯〜高山帯に分布し、乾燥した草地に生育する。葉は対生で長さ6〜12mm。花期は7〜9月、花弁は白色で淡紫色を帯びる。


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ムラサキモメンヅル(紫鴎蔓)
マメ科ゲンゲ属。
山地〜高山の砂礫地に生える多年草。葉は5-10対の小葉の羽状複葉。小葉は7-20ミリ。紫色の蝶形花を茎の基部に10-20個集まってつく。和名は花と根が木綿質で有ることによる。
花期は7〜8月。


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すみません、ピンボケです(汗)
クルマユリ(車百合)
ユリ科ユリ属の多年草。
高さ30-80 cm。花の大きさは5-6 cm、茎の上部に数個が互生する。6枚の花被片はオレンジ色で、濃紅色の斑点がある。
花期は7-8月。葉が茎の中央部で6-15枚輪生し、その上部に3-4枚まばらにつく。


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トリカブト(鳥兜)
キンポウゲ科トリカブト属の総称である。
トリカブトの仲間は日本には約30種自生している。花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。英名の"monkshood"は「僧侶のフード(かぶりもの)」の意。


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イワツメクサ(岩爪草)
ナデシコ科ハコベ属の多年草。
本州中部の高山の礫地に多く分布する高山植物。
高さ5〜20cm。葉は細長く3cmほど。花期は7〜9月で、白い花を咲かせる。5弁花であるが、真ん中に深い切れ込みが入っているので花弁が10枚あるように見える。
和名は、岩の間から生えるツメクサという意味から付けられた。


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ミヤマヤナギ(深山柳) 別名ミネヤナギ(嶺柳)
ヤナギ科ヤナギ属。
低山帯〜高山帯の低木林や林縁に生える落葉低木。高さ1〜5m。高山帯では地を這うために丈が低い。無花枝と有花枝がある。
無花枝の葉は長楕円形、枝の先ほど大きく、長さ2〜9cm。有花枝の葉は無花枝の葉より小さく、長さ1〜2cm。葉に鋸歯があり、裏面は灰白色。
花期は5-7月。


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ヤハズハンノキ(矢筈榛の木)
カバノキ科ハンノキ属。
葉は卵形、鋸歯。互生で葉柄1−3cm、葉裏灰白色を帯びる。
4−6月頃、葉に先立って黄色い花が咲く。楕円球状で2cmほどの身をつける。


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ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)
キク科の多年草。
本州中部特産で、亜高山帯〜高山帯の岩礫地や砂礫地に生える。花茎は紫色を帯び高さ20-30pになる。葉は倒披針状へら形で先が浅く3-5裂する。茎の中部から上の葉腋から1-2個の頭花を出し、頭花は直径5-10oの球状で舌状花はなく、長い柄の先に下向きにつく。花をつけない茎は、伸びずに茎の先端に葉をロゼット状に密生する。
花期は7-9月。


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山登りのログ記録には、iPhoneのGPS-Trkというアプリを使っています。

20101019_app.JPGこちらからダウンロードできます。
GPS-Trk 2 - hc-eng

電波が届かない所でもGPSでしっかりログを取ってくれますし、この記事で掲載したように写真とポイントを連動できたり、高度グラフを表示できたりもします。
また、GPSログをエクスポートしてGoogleマップに取り込むと、冒頭のようにGoogleマップでルートを表示できたりとかなり高機能!

さらにログを取り込んだGoogleマップをGoogle Earthに切り替えると・・・

fujisan.jpg

こんなふうに、自分の登山ルートを3Dで見ることもできます!

fujisan2.jpg

また、角度を変えれば山頂からの景色に。
山頂から見えた山を調べるのも簡単です。
写真は、富士山頂から見えた箱根神山と外輪山。

自分の山行を記録し、あとから見て楽しむにはとてもお薦めのアプリです。



富士山ぐらいの長距離になると、さすがにGPSログをとり続けるとiPhoneのバッテリーがなくなってしまいます。
そんな時にほくほくが使用している予備バッテリーがこちら。

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このバッテリー、iPhoneを1回フルに充電できるだけの容量があるにも関わらず非常にコンパクトで、かつケーブルがないところが気に入っています。

ほくほくの場合、GPSログの他にGPS-TrkでPOI(地点情報)の写真も撮るので、iPhoneのバッテリーのもちは大体8時間から9時間程度。
今回の富士山登山では、12時半に登頂した時にiPhoneのバッテリーが残り10%ぐらいだったのでこの予備バッテリーを差し、あとは下山するまで十分電池はもってくれました。

小さくてリュックの隙間にも入るので非常にお勧めの予備バッテリーです。



登山前後の車での移動時、ほくほくはiPhoneを車のシガーソケットから充電しています。

でもただ充電するだけだとつまらないので、iPhone内の曲を車のFMラジオで聞けるFMトランスミッター付きの充電器にしています。

使っているのはこちら。

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iPhoneのDOCコネクタに差し込んで選局するだけのシンプルな操作なので気に入っています。
何より、安いですし。

このトランスミッターだけ持っていけば、レンタカーでも同じように充電しながら自分のiPhoneの音楽が聞けます。

今回は宣伝ばっかりですね。
以上、ほくほくのお気に入りアイテム達でした。
posted by o(^0^)o ほくほく at 00:00 | Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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