2012年10月13日

【登山】 谷川岳 @群馬県

谷川岳

こんにちは、ほくほくです。

だいぶ秋めいてきたこの週末、群馬県と新潟県の県境にある谷川岳(1,977m)に登ってきました。

谷川岳は、ロープウェイを使えば簡単に登れる山でありながら、ロッククライミングが楽しめる場所があったり、沢伝いや各尾根を伝うルートなど道が多岐にわたり、かなり懐深い山です。

今回はそのうち、ロープウェイを使う簡単なルートで登ってきました。
GPS-Trkのログで作成した地図では、右上のロープウェイ土合口駅から下の天神平駅まで登り、そこから天神尾根伝いにトマノ耳、そして山頂のオキノ耳まで往復してきました。


より大きな地図で 【登山】谷川岳 @群馬県 20121013 を表示

コースタイムは以下の通りです。

ロープウェイ土合口駅(9:26、17℃)⇒ロープウェイ天神平駅(10:10、7℃)⇒熊穴沢避難小屋(11:07)⇒天狗のトマリ場(11:58)⇒肩ノ小屋(12:40、3℃、昼食)⇒トマノ耳(13:57)⇒オキノ耳(14:18)⇒天神平(16:09)

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各ポイントの写真と解説はこちらです。



1.ロープウェイ土合口駅(9:26)

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関越自動車道の水上ICから車で30分ほどで、谷川岳ロープウェイの土合口駅に着きます。
ロープウェイには立体駐車場もあり、500円で停められました。
また、付近には無料の駐車場もあります。

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ロープウェイでの天神平までの往復は2,000円!結構高い。

そして・・・

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ロープウェイ乗り場ですでに大渋滞!
並んでから乗り込むまでに30分以上かかりました。

恐るべし、登山人気。



2.ロープウェイ天神平駅(10:10)

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天神平駅に到着。
気温は7℃。意外と寒いので、ここで雨具を着ることに。
でも歩き始めたらすぐに暑くなって脱ぎましたけど。



3.登山口(10:20)

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天神平駅から、天神峠行きのリフトを回り込んだところに登山口があります。
ここから登山開始です!



4.登山道(10:36)

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天神平駅付近の登山道には、このように板で足場が組まれており、非常に歩きやすくなっていました。
とても整備された山の印象です。

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しかし歩き始めるとさっそく大渋滞!
前に進めません。
ここまで混んだ経験はかつてありません。ちょっと運が悪かったです。

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でも紅葉は見事で、ゆっくりしか進めない分、あたりの写真を撮りまくっていました。

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5.天神尾根(10:44)

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渋滞をちょっとずつ前に進んで30分ほど。
ここで尾根道に出ました。
それまでは山影を進んでいた感じですが、ここから先は太陽の下を歩きます。
周りの景色がとてもきれいです。

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6.熊穴沢避難小屋(11:07)

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目印となる避難小屋につきました。
あたりは登山客でいっぱいなので、すぐに先に進みます。



7.天狗のトマリ場(11:58)

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尾根伝いに登っていくと、大きな岩があります。
これが天狗のトマリ場。
ここも人がたくさんなので、前に前に。

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尾根道を見ると、まだまだたくさんの人が前にいます。



8.肩ノ小屋(12:40)

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登り続けて、一気に肩ノ小屋に到着。
ご覧の通り、小屋の前にもたくさんの人。
気温は3℃ぐらいで風も強かったので、かなり寒かったです。
ここでフリース装着。

小屋周りは混んでいたので、少し離れたところでラーメンを作って食べました。
寒い時には最高です!



9.トマノ耳(13:57)

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食事をしている間に本格的にガスがかかってきてしまい、山頂付近の視界はほぼゼロに。
晴れていたら雄大で怖い景色が見えたのでしょうが、この日は真っ白でした。



10.オキノ耳(14:18)

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こちらの山頂も真っ白。
さすがにここまで来ると人の数も減っていましたが、それでもこの混み具合。

谷川岳は、平日に行くべき山なのかもしれませんね。



11.天神平(16:09)

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下山も、一部はこんな感じで渋滞しました。

山に人が集まりすぎるとろくなことがない!
と思うほくほく自身が、その登山客の1人なんですけどね(汗)

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天神平に到着したのは16時過ぎ。
途中の休憩も含めて6時間ぐらいの山行で、渋滞していた割にはそれほど遅くなりませんでした。
渋滞していても、気にせず気楽に登るといいかもしれませんね。



【感想】

紅葉が見たかったのと、友人が登山デビューするということで、簡単に登れる山として探した今回の谷川岳。
確かに、ロープウェイを使ったルートは非常に整備されており、登りやすかったです。
鎖場も3ヵ所ぐらいしかなく、別に使わなくても登れる感じでしたし。

今回の山で印象に残ったのは、やはり登山客の大渋滞です。
歩みが止まるほどの渋滞というのは、今までに経験したことはありませんでした。
特に狭い山道で、登りの人と下りの人が交互にしか通れない箇所では、どちらかに長い待ち行列ができてしまいます。

行きやすく登りやすい山というのは、こういうリスクをはらんでいるのだと実感しました。
谷川岳に登るのであれば、次は平日に来ようと思います。

今回はとてもきれいな紅葉を拝むことができました。
しかし、山頂風景についてはガスで全く見えず、これはもう一度見に来ようと、再戦を誓いました。

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【温泉】

近くにはたくさんの日帰り入浴可能な温泉があります。

今回行ったのは、ロープウェイ乗り場から車で10分弱のところにあるホテル湯の陣。
入浴料は980円で、露天風呂がありました。

おくとねグランドホテル湯の陣
〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽208
TEL:0278-72-4112



【花】

紅葉が始まっているシーズンなので、花はほとんど終わっていました。

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ヤマハハコ(山母子)
キク科ヤマハハコ属の多年草。雌雄異株。
茎の高さは30から70cmほどになり、茎には灰白色の綿毛が密生する。葉は無柄で茎に互生し、形は線状披針形。葉の表面はつやのある緑色だが、裏面は茎と同じ灰白色の綿毛が密生する。葉脈は3本あり、縁は全縁でやや裏面に巻き込む。
花期は8月から9月で、茎の上部に淡黄色の頭花を散房状につける。白いカサカサした花びら状のものは総苞片。


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オヤマリンドウ(御山竜胆)
山地の亜高山帯、湿地や草地に生えるリンドウ科リンドウ属の多年生植物。
中部地方以北の亜高山帯、湿原や草地に生える多年草。エゾリンドウに似るが少し小さい。日本の特産種である。葉の形は広披針形で、10 - 20対が互生する。根茎は太く、株から複数の茎が直立し、高さ60cm程度となる。茎の先端部に、複数の濃紫色の花をつける。 花は細長くすぼまった形で長さ2 - 3cm、花弁はわずかに開くのみである。花期は8 - 9月。


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田中 成幸 長岡ハイキングクラブ

ヤマケイ アルペンガイド6 八ヶ岳 (ヤマケイアルペンガイド) 改訂新版 カシミール3D GPS応用編 改訂新版 カシミール3D入門編 岳 18 (ビッグ コミックス) PEAKS (ピークス) 2012年 06月号 [雑誌]



山登りのログ記録には、iPhoneのGPS-Trkというアプリを使っています。

20101019_app.JPGこちらからダウンロードできます。
GPS-Trk 2 - hc-eng

電波が届かない所でもGPSでしっかりログを取ってくれますし、この記事で掲載したように写真とポイントを連動できたり、高度グラフを表示できたりもします。
また、GPSログをエクスポートしてGoogleマップに取り込むと、冒頭のようにGoogleマップでルートを表示できたりとかなり高機能!

さらにログを取り込んだGoogleマップをGoogle Earthに切り替えると・・・

20121013_tanigawadake.jpg

こんなふうに、自分の登山ルートを3Dで見ることもできます!
自分の山行を記録し、あとから見て楽しむにはとてもお薦めのアプリです。
posted by o(^0^)o ほくほく at 18:52 | Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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