こんにちは、ほくほくです。
今日はまず、先週発表されたEUの政策金利発表を見てみましょう。
ECB、追加利下げに含み ドラギ総裁「経済の弱さ続く」
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は8日の理事会後に開いた記者会見で、金融市場の改善にも関わらず、年末に向けてユーロ圏経済が改善する兆しは見られないとの認識を示し、今後数カ月以内の利下げの可能性に含みを残した。
理事会では主要政策金利であるリファイナンス金利を0.75%に据え置き、ECBは下限金利の中銀預金金利もゼロに、上限金利の限界貸出金利も1.50%にそれぞれ据え置いた。
新たな債券買い入れプログラム(OMT)の開始に向けた条件が整うのを待つ中、借り入れコストの一段の引き下げを見送る格好となったが、スペイン政府が8日の国債入札で2012年分の調達を予定より早く完了したことを受け、同国の支援要請は先延ばしされる可能性が出てきた。
ECBは、ユーロ圏重債務国が厳格な条件の下で欧州救済基金に支援を要請すれば、当該国の国債を買い入れる用意があると表明している。
ドラギ総裁は会見で「ユーロ圏経済は引き続きECBの金融政策スタンスに支えられ、金融市場の信頼感はECBの決定を受けて明らかに改善しているものの、経済活動は弱い状態が続くと予想される」と述べた。
こうした発言を受けてニューヨーク外為市場ではユーロが対ドルで下落した。
総裁は、「経済の弱含み」にも言及し、ECBが12月に公表する経済見通しで国内総生産(GDP)予想を下方修正する可能性があることを示唆した。
インフレについては、年内はECBの目標を上回る水準で推移し、2013年には2%を下回るとの見通しを示した。
アナリスト73人を対象に前週実施したロイター調査では、ECBが8日の理事会で政策金利を据え置く確率は80%と予想されていたが、向こう数カ月以内にはリファイナンス金利が0.5%に引き下げられるとの見方が大勢だった。
ECBは追加利下げに踏み切る前に、ユーロ圏全域で金融緩和の効果を企業や家計に浸透させることに注力する見通しだ。ECBはOMTをその手段とみているが、そのためにはユーロ加盟国政府が救済基金に支援を要請し、厳しい条件と外部からの監視を受け入れる必要がある。
ドラギ総裁は「ECBはOMTを実行する準備ができている」と言明し、OMTは最悪のシナリオ回避の一助となり、破滅的なシナリオが現実になるとの懸念を明らかに軽減できるとの見方を示した。
無条件でOMTの実施に踏み切るような極端なシナリオを想定できるかとの質問に対しては、「ノー」と答えた。2012/11/09 02:32 ロイター
今回は、事前に利下げの予想が多かったにも関わらず、政策金利は現状維持でした。
ただ、ドラギ総裁の発言の中には、今後の追加利下げが見込まれる部分もあるようです。
昨日ご紹介したイギリスの発表では、イギリス経済は第3四半期に回復する可能性もあるとか。
その影響を受けて、EU圏も回復してほしいものです。
現在、ユーロは101円台。
先週半ばの104円台から一気に下がってきています。
市場は、まだまだユーロに安心はできないようです。
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さて、そんな中の本日のFX運用成績です。
本日の収入は 1,112 円でした。
◆ 現在の獲得利益 = 1,241,502 円 ◆
獲得利益 = | 預託証拠金額(4,257,325円) +スワップ(37,177円) +出金額合計(247,000円) −元本(1,000,000円) −追加入金額(2,300,000円) |
今日もしっかり利益が出てくれました。
個人的には、経済動向がどうであっても、ポートフォリオが利益を出してくれればよいと思うんですよね。
なので、毎回発表される経済指標や、日々の市場動向についてはあまり重要視はしていません。
でも相場は、やはり長期で見れば経済動向に左右されることは大いにあり得るので、その動向を何となくつかむために指標発表をおさえています。
あとは、ブログを書いているから、でもあります。
ブログを書いていなかったら、たぶんほとんど相場を見ないで運用しているんだと思います。
そういった意味で、ブログは個人的な刺激になっていいですね。
趣味も書き溜められますし。
先週末はほとんど仕事でつぶれてしまったので、明日は代休をとってどこかに行こうと思っています。
御朱印かな?
またまた、楽しみです。
◆ほくほくの資産運用方法