●新西国三十三観音 第9番札所 鳥形山 安居院 (飛鳥寺) 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥682 TEL:0744-54-2126 HP:ウィキペディア 拝観料:大人350円、高校生・中学生250円、小学生200円 | |
●聖徳太子霊跡 第11番札所 |
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橿原神宮と久米寺を参拝した後、のどかでほくほくの大好きな明日香村へ。
ここには、日本最古の寺院である飛鳥寺があります。
入口のそばには、こんな説明書きが。
飛鳥寺
『日本書紀』によれば、崇峻天皇元年(588)に蘇我馬子は法興寺を建立することを計画、同5年には仏堂(金堂)・歩廊(回廊)が完成、推古天皇元年(593)には塔を起工し、同4年には一応の建物が完成した。同13年には丈六(じょうろく)仏像を造り、翌14年に安置したとある。日本最古の本格的な寺院で、その造営に際して多くの博士・工人が朝鮮半島から渡来してあたったことが記されている。
大化改新や天皇の病気平癒など飛鳥時代を通じて飛鳥における中心的な役割を果たしたが、建久7年(1196)に消失し、現在に至る。法興寺・元興寺とも称され、現在は止利仏師の作と伝える重要文化財の金銅丈六仏が残る。
昭和31年から継続的な発掘調査の結果、塔を中心に三方に金堂を置き、北側に講堂、南側に中門・南門の跡があることが判明した。寺域は南北290m、東西200〜250mの規模をもち、飛鳥では大官大寺とともに、最大規模の寺院であった。明日香村
期待に胸を膨らませ、中に入ると意外に狭い境内。
説明にある通り、昔の広い境内はもう残っておらず、あたりは田園風景になっています。
この風景が、ほくほくは好きなのです。
境内にあった飛鳥寺の略縁起はこちら。
飛鳥寺略縁起
崇峻天皇元年(588)蘇我馬子が創立した日本最初の本格的寺院であり、寺名を法興寺、元興寺、飛鳥寺(現在は安居院)とも呼んだ。本尊飛鳥大仏(釈迦如来)は推古天皇13年(605)天皇が詔して鞍作鳥仏師に造らせた日本最古の仏像である。旧伽藍は仁和3年(887)と建久7年(1196)に消失し、室町以降は荒廃したが寛永9年(1632)と文政9年(1826)に再建され今日に至っている。
現在は真言宗豊山派に属し、新西国第9番、聖徳太子第11番の霊場でもある。
さて、いよいよ本堂の中へ。
中に入るためには拝観料が必要です。
その時に頂いたパンフレットはこちらです。
【パンフレット】
また、この拝観受付で御朱印を頂くことができます。
こちらは、新西国三十三観音の御朱印。
それからこちらが、聖徳太子霊跡の御朱印です。
初めての聖徳太子霊跡の御朱印。
本堂の中には、この場所に1400年も安置されているという大仏様がありました。
建物が燃えても残り、風雨にさらされてもこの場所にずっと端座していることを考えると、なんだかすごいですね。
蘇我馬子が、この仏像を触ったのかもしれませんから。
悠久の時を感じます。
近くには蘇我入鹿の首塚や、酒船石、亀形石造物などがあるので、ゆっくりとまわりたいところです。
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