2013年の山初め!
「宝の山に登る」という縁起の良い名前の宝登山にハイキングに行ってきました。
冬でも暖かい日に、神社もふくめてゆっくりと散策。
山頂では見事な蝋梅園も楽しむことができます。(見頃にはちょっと早かったけど・・・)
iPhoneアプリのGPS-Trkで記録しGoogleマップにとり込んだGPSログはこちら。
より大きな地図で 【登山】宝登山 @埼玉県 20130113 を表示
ルート下側のロープウェイ乗り場あたりから左側の宝登山山頂を目指し、その後ルート上側から右下への周回コースで歩きました。
ゆーっくりと散策しています。
【コースタイム】
駐車場(10:33)
⇒登山開始(11:00)
⇒山頂(12:30)
⇒下山開始(13:33)
⇒駐車場着(15:17)
詳細はこちらをご覧ください。
1. 駐車場(10:33)
東京の自宅を出て、途中関越道の渋滞に巻き込まれながら約3時間。
宝登山神社に近い蜂蜜屋さんの駐車場に到着。駐車料金は1日500円。空いていました。
長瀞駅から宝登山神社にかけては、道の両側にお店がやっている駐車場貸しがたくさんあります。
お値段はみんな500円みたいですね。
宝登山神社には無料の駐車場がありますが、こちらは非常に混雑するので、周りのお店に停める方が良いかと思います。
2. 宝登山神社(10:43)
まずは登山の無事を祈って、宝登山神社に参拝。
この神社は、ヤマトタケルが関係している神社とのことです。
本殿は最近改修をかけたようで、とてもきれいになっていました。
柱や欄間の彫刻・色彩が見事!
授与所で御朱印もしっかりと頂きました。
3. 登山開始(11:00)
宝登山神社の鳥居のところまで戻り、そこから西の登山道へと入っていきます。
登山道は、ご覧の通り砂利の車道といった感じ。緩やかな傾斜です。
この日はとても暖かかったのですが、道の側溝を見ると、流れている水が凍っていました。
氷瀑みたい。
スケールは全然ちっちゃいけど。
4. 東屋(11:43)
登山口から山頂までのちょうど中間ぐらいにある東屋。
眺望が良いので休憩にもってこいです。
ほくほくはちょうど小腹が減ったので、この手前のベンチでおにぎりを食べました。
5. 宝登山小動物公園(11:54)
山頂近くにある小動物公園。
ロープウェイで山頂駅まで来て、そこから少し下ってこの公園に来る家族連れが多いようです。
6. 宝登山神社 奥宮への道(11:58)
小動物公園から少し上がると、そこに奥宮への分岐があります。
右側の石段が奥宮への道。
左側は、ロープウェイの山頂駅です。
奥宮への階段は、こんな感じ。
ここまでゆるい道が続いていたので、この傾斜は結構キツイ・・・
7. 宝登山神社 奥宮(12:01)
階段を登りきると、そこが宝登山神社の奥宮です。
奥宮のわきには売店があり、そこで御朱印を頂くことができました。
また、奥宮の社殿わきには、宝登山神社の御由緒の看板があります。
寶登山神社奥宮
この地は、今から1900年の昔、第12代景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が、神霊を拝したところと伝えられます。
日本武尊は東国平定の下り、この山の神秘な雰囲気と美しい姿に心ひかれ、身を清め山に分け入りました。しばらく進むと突然の炎に包まれ、危うい事態に陥りました。その時何処からか大きな野犬たちが現れ、荒れ狂う火を消し止め、尊を山頂に案内すると姿を消してしまいました。
尊は山犬たちが、山の神の「神使」=大口真神(おおくちまかみ)と悟られ、山を「火止山」(ほどさん)と名付け、秩父の神々が幾重にも連なる荘厳な眺めは、神を祀るにふさわしいところとされ、神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと=神武天皇)、大山祇神(おおやままつみのかみ)、火産霊神(おむすびのかみ)の三柱をお祀りしました。
「火止山」(ほどさん)はその後、霊場として栄え、日本武尊が神霊を拝したこの地に奥宮を、麓に本社を造営しました。弘仁年中(810〜824)に宝珠が山上に飛翔する端祥から、神社と山名を「寶登山」と定め今に至ります。
奥宮の祭は八十八夜(5月2日)に行われます。当日は本社境内の日本武尊社から渡御し、祭典が斎行され神楽が奉奏されます。尊の登頂の故事を偲ぶ多くの参拝者で、山頂は大いに賑わいます。この祭りは「つつじ祭り」とも言われ、秩父地方の農耕始めの目安になっています。
ここで御朱印を頂いたり、社殿を見たり焚火に当たったりと、すこしゆっくりしました。
8. 蝋梅園(12:20)
山頂の西蝋梅園。
残念ながらまだ1分咲きといったところで、花はほとんど咲いていませんでした。
それでもいくつかは咲いており、また良い香が漂っていました。
もう少し経つと、綺麗に咲き誇りそうですね。
9. 山頂(12:30)
いろいろと寄り道しながら、山頂に到着!
山頂標識のそばには三角点もありました。
何等?
お腹が空いていたので、すぐに昼食の準備⇒日なたでまったりカップヌードル。
10. ロープウェイ山頂駅(13:20)
昼食後、ちょっとトイレを借りたくなったので、ロープウェイの山頂駅まで下りました。
途中、東蝋梅園を抜けていきます。
山頂駅からの蝋梅園の眺め。
ご覧の通り、まだ蝋梅は咲いていませんでした。
梅や桜もきれいだそうなので、また別の時期に来てみたいと思います。
11. 下山口(13:33)
もう一度山頂に戻り、今度は長瀞アルプス方面への道をとります。
ここからしばらく長瀞アルプスを歩き、時間次第で下るつもり。
この下山道は、すぐに急な下り階段になります。
今まで登ったのを一気に下る感じ。
こちらのルートから登ってくると、ここはしんどそう。
そのあとは、しばらく舗装された道路を歩きます。
道路歩きはあんまり面白くないですね。
12. 長瀞アルプス分岐(14:02)
しばらく道路を歩くと、長瀞駅と長瀞アルプス方面への分岐点に差し掛かります。
長瀞駅方面は引き続き舗装された道路。
アルプス方面は落ち葉ふかふかの気持ちよさそうな山道なので、迷わずそちらへ!
冬山は気の葉が落ちていて、眺めが良いですね。
13. 小鳥峠(14:06)
しばらく歩くと、小さな分岐点。
右の細い道が氷池方面。
氷池ってなんでしょう?
ここでは、引き続き左の道を進みました。
14. 野上峠(14:12)
さらに進むと野上峠に到着。
ここからの分岐道は、『山と高原地図』では「荒れ道」と点線で書かれています。
「荒れ道」以前に、落ち葉が降り積もっていて道が良くわからず。
ここも分岐せずに、さらに進んでいきました。
15. 氷池分岐(14:19)
さらに進んで、再び氷池方面への分岐。
時間をみて、ここから下山することにしました。
ちょっとコーヒータイム。
16. 氷池(14:46)
「氷池」と繰り返し標識に書かれていて「何だ?」と思っていましたが、見てみて納得。
これが氷池。
川の水をコンクリートでできたプールに引き込み、それを凍らせているようです。
できた氷は、ブロック状に切り取ってトラックに積んで運ぶよう。
何に使うんでしょうね?
Dash村とかでやっている氷室でしょうか。
この道に入ると、少し空気がひんやりと感じました。
17. 道路(14:54)
山を下りきり、道路に出てきました。
ここからスタート地点の駐車場までは、道路沿いに歩きます。
15:17に駐車場に帰り着きました。
今回のハイキングは、ここで終了です。
【感想】
そもそもは嫁さんが買った『関東 女子の山歩き 週末登山とっておきガイド』という本に出ていて知った宝登山。
蝋梅がきれいだということで、この時期でも楽しめそうだし気楽に登れそうなので、年が明けてさっそくお出かけしてきました。
この時期の登山はいいですね。
週末でもあまり人は多くないので。
宝登山神社から山頂まで1時間程度、標高も497mということで、気楽に散策するにはもってこいの山だと思います。
時間をかけて歩きたければ、長瀞アルプスを野上駅まで歩いてみると結構長く楽しめそうですしね。
本格的な冬山登山をしないほくほくにとっては、オフシーズンの楽しい登山となりました。
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東京近郊ゆる登山 (ブルーガイド) 西野 淑子 |
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電波が届かない所でもGPSでしっかりログを取ってくれますし、この記事で掲載したように写真とポイントを連動できたり、高度グラフを表示できたりもします。
また、GPSログをエクスポートしてGoogleマップに取り込むと、冒頭のようにGoogleマップでルートを表示できたりとかなり高機能!
さらにログを取り込んだGoogleマップをGoogle Earthに切り替えると・・・
こんなふうに、自分の登山ルートを3Dで見ることもできます!
自分の山行を記録し、あとから見て楽しむにはとてもお薦めのアプリです。