元興寺 〒630-8392 奈良県奈良市中院町11 TEL:0742-23-1377 HP:元興寺HP、ウィキペディア 拝観料:400円 | |
●西国四十九薬師 第5番札所 |
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興福寺の北円堂特別公開を拝観した後は、のどかな奈良まちを南へお散歩。
見えてくるのは、世界遺産の元興寺です。
境内の入り口に、世界遺産の石碑がたてられています。
さてこの元興寺、飛鳥寺を起源とするようで、昔はものすごい広さの境内だったようです。
余談ですが、ここから南にも五重塔跡があります。
この本堂の方も、国宝重文のオンパレードでした。
重文 東門
この門は、鎌倉時代の建物として、雄大な気風と、すぐれた意匠をもつ四脚門である。もと東大寺西南院にあった門を、元興寺の極楽坊正門として応永十八年(1411)この場所に移築されたものである。東門の設置により極楽坊本堂を中心とする一画が元興寺旧伽藍から独立した中世寺院として再生したことをしめしている。
いきなり入り口が重文です。
そしてその奥に見えるのが、極楽坊本堂。
国宝 極楽坊本堂
(極楽堂または曼荼羅堂)
この堂は元興寺東室南階大坊(僧坊)の一部であり、本邦浄土六祖の第一祖である智光法師が感得した浄土曼荼羅を本尊として寄棟造に大改築された極楽坊本堂である。極楽堂、曼荼羅堂とも呼ばれ、智光の住房が前身という。古来浄土発祥の聖堂として名高く、内部柱に念仏講の寄進文がある。堂の外観は寛元二年(1244)改修時の姿であるが、内陣に奈良時代僧房の身舎部を残し、西流れの屋根に見る行基葺古瓦は当寺の前身飛鳥寺から移築の際に運ばれたものである。
さすが奈良!
国宝が野ざらしで建っています。
しかも中に入れるので、ほくほくはこの中で一休みしながら、ノートにメモを書いたりしていました。
のんびりできるのが奈良のいいところ。
先ほどの立て看板にある、行基葺古瓦というのはこれです。
この瓦が、飛鳥寺から移築されたもの、すなわち飛鳥時代のものなのだとか。
日本最古なのだそうです。
ちなみに上の写真の左側に移っているのは、これまた国宝の建物。
国宝 極楽坊禅室
(僧坊)
この堂は、元興寺東室南階大坊の四房分が残った僧坊で、禅室とも呼ばれ、念仏道場として著名であった。鎌倉時代に改築され大仏様式の手法を軒廻りによく残している。主要な構造部材及び礎石は奈良時代の創建当初のものが残り今も用いられている。
奈良時代の官大寺僧坊遺構を伝え、内部の間取りに奈良―鎌倉時代僧坊のおもかげをよく残す貴重なものである。本堂と同様に南流れの屋根の一部に行基葺古瓦が残る。古瓦には最古の丸瓦、平瓦を含め飛鳥時代から奈良時代のものも伝世している。
うん、難しいけど、なんかすごそう。
詳しくはパンフレットにも書いてあります。
【パンフレット】
さて、肝心の御朱印は、東門横の拝観受付で頂くことができます。
拝観前に御朱印帳を預けて、帰りに受け取る形。
見本が2種類あったので、2種類とも頂くことにしました。
こちらが、元興寺の御朱印。
それからこちらは、西国薬師の御朱印です。
ちなみに御朱印代は、普通より高めの500円です。
世界遺産だからかな〜
また、拝観受付には元興寺オリジナルの御朱印帳もありました。
大きさは12.5cm × 18.5cm の大きいサイズ。
お値段は1,000円でした。
今回再び興福寺を参拝し、また新たに元興寺を訪れ、南都七大寺もだいぶ巡拝が進みました。
この後は、ちょっと電車で移動して、西大寺に行きたいと思います。
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