●西国三十三所 第13番札所 石光山 石山寺 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 TEL:077-537-0013 HP:石山寺HP、ウィキペディア 拝観料:500円 | |
【関連霊場等】
◆【御朱印マップ】 神仏霊場巡拝の道(2) @近畿地方
◆【御朱印マップ】 西国三十三所 @近畿地方
御朱印集めが楽しくなるiPhoneアプリ御朱印マップを公開しています。 ダウンロードはこちらからどうぞ。 |
何気に、初めての滋賀県上陸!
いつも高速道路や新幹線で通り過ぎてはいましたが、滋賀県に立ち寄ったのは今回が初めて。
カーナビの画面の映る、琵琶湖の大きさに唖然とします。
海ですね、あれは。
今回の旅の目的は、琵琶湖のそばにある名刹、石山寺を訪れること。
京都の清水寺、奈良の長谷寺に並ぶ名刹にして、近江八景では「石山秋月」とも称されるお寺です。
早速、入口の東大門が重要文化財。
重要文化財
建造物
石山寺東大門 一棟(大津市石山寺一丁目)東大門は、三間一戸(さんげんいっこ)の八脚門(やつあしもん)、入母屋造(いりもやづくり)、本瓦葺の建物で、正面の左右に仁王像(におうぞう)を置くことから仁王門とも呼ばれています。
現存の門は、鎌倉時代の初期、建久元年(1190)の建築で、桃山時代の慶長年間(1596〜1615)にかなり大規模な修理改造が加えられています。天井下の蟇股(かえるまた)や破風(はふ)の懸魚(けぎょ)などに桃山時代の特徴が良く現れています。しかしながら、やはり建物の建ちが低く、深い軒は古寺の大門としてふさわしい姿をしています。
明治四〇年(1907)八月に重要文化財に指定されました。大津市教育委員会平成五年(1993)三月
境内は、緑あふれる空間で、雨上りの香りが豊かでした。
やっぱりいいですね〜、お寺や庭園って。
ここは、紫式部が『源氏物語』を書いたことでも有名らしく、本堂ではその部屋も公開されています。
ちなみに、本堂は国宝!
国宝
建造物
石山寺本堂 一棟(大津市石山寺一丁目)石山寺本堂は、桁行(けたゆき)七間、梁間(はりま)四間、寄棟造(よせむねづくり)の本堂と桁行九間、梁間四間、寄棟造で懸造(かけづくり)(舞台造)の礼堂(らいどう)と、その両棟を結ぶ相の間(あいのま)によって構成される総檜皮葺(ひわだぶき)の建物です。
石山寺の建立は古く、本堂は天平宝字五〜六(761〜2)にかけて造東大寺司(ぞうとうだいじし)によって拡張されたことが正倉院文書(しょうそういんもんじょ)に見えます。その後、承暦二年(1078)に消失し、永長元年(1096)に再建されたのが、現在の本堂で、天平宝字頃のものとほぼ同じ規模をもつ滋賀県で最も古い建物です。礼堂と相の間は、慶長七年(1602)に淀君(よどぎみ)によって建て替えられました。
昭和二七年(1952)に国宝に指定されました。大津市教育委員会平成五年(1993)三月
滋賀県で一番古い建物なんですね。
それはすごい!
ここは硅灰石(けいかいせき)という特殊な岩石(天然記念物)の上に建つお寺でもあり、境内は階段が多数。
その階段を登っていくと、これまた国宝の多宝塔があります。
国宝
建造物
石山寺多宝塔(たほうとう) 一棟(大津市石山寺一丁目)多宝塔は、下層が方形、上層が円形の平面に宝形造(ほうぎょうづくり)の屋根をのせた二重の塔です。石山寺多宝塔は建久五年(1194)に建立されたもので、多宝塔の中でも、最も優れて美しい姿をしており、上下左右の広がりがきわめて美しく洗練され、均斉のよくとれた建築です。
また、内部の柱や天井の廻りなどの壁面には、仏像や草花などの極彩色の絵が描かれています。
昭和二六年(1951)に国宝に指定されました。大津市教育委員会平成五年(1993)三月
いや〜、文化財目白押しのお寺です。
ちなみにこの多宝塔のそばからの、琵琶湖の眺めは最高でした。
【パンフレット】
さて、御朱印は、本堂の中の納経所で頂くことができました。
西国三十三所の御朱印。
ちなみに、御詠歌の御朱印もあるようです。
それから、納経所にはこんな御朱印帳も販売されていました。
バインダー形式のびわ湖百八霊場の専用御朱印帳。
そんな霊場巡りがあるんですね。
今回は初めての滋賀県での寺社巡りで、最初に最高のお寺に行くことができました。
この後は、湖西を登って近江神宮に向かいます。
より大きな地図で 【御朱印マップ】西国三十三所 を表示
観音巡礼 西国三十三所霊場 2 [DVD]
教養
関連記事
◆【御朱印マップ】 神仏霊場巡拝の道(2) @近畿地方
◆【御朱印マップ】 西国三十三所 @近畿地方
◆【御朱印帳】 石光山 石山寺 @滋賀県
◆【御朱印帳】 東山 慈照寺 (銀閣寺) @京都府
◆御朱印とは
◆御朱印一覧
◆御朱印帳一覧
◆御朱印マップ一覧