レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術 | |
本田 直之 東洋経済新報社 2007-06-29 売り上げランキング : 48 おすすめ平均 模範的なビジネスパーソン作り 俯瞰することの重要性 究極の自己投資 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
日々の仕事の忙しさから解放される糸口が掴めるような、そんな本です。
もっと少ない労力で楽に稼ぎたいと思ったこと、ありませんか?
ほくほくはいつも思っています。
30代から40代の中間管理者層の負荷が飛躍的に高まり、鬱病が社会現象化している昨今、ほくほくもその例に漏れず連日夜遅くまでの残業生活。正直、「自分にとって仕事って何なんだろう」って思いますよね。少なくとも仕事は、僕の人生の全てではないので。
そんなことを考えながら本屋に行き、平積みになっているこの本を見つけました。
・無限の成果を生み出す4つの事故投資術
・労力・時間・知識・人脈にレバレッジをかけろ!
・少ない労力と時間で大きな成果を生み出す最強・最速の仕事術
そんな副題やオビ文に惹かれました。
Doing more with less
(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する)
それがこの本の著者の目的であり、この本の趣旨です。
素敵な言葉ですね。
本の中では、例えばプロスポーツ選手と平均的なサラリーマンが比較されています。
プロスポーツ選手は、試合を行う為にその4倍の時間をトレーニングに費やすそうです。試合という成果を出す場のために、その4倍もの時間を自分に投資しているということです。
翻ってサラリーマンはどうでしょうか。ずっと仕事をしているだけで、自己投資をしていない(できない)人が大半なのではないでしょうか。
これは、スポーツ選手がずっと試合だけをしているのと同じであり、成果は出難いということがこの本の中で謳われています。
納得です。
では具体的にどのように自己投資をしたら良いのでしょうか。
それがこの本の中に書かれているわけですが、例えば習慣化やチェックリスト、パターン化等々、いくつかのアイディアが示されています。
実際には自分でそれらを行うことが重要なのですが、少なくとも読んでいるだけでモチベーションが上がってくる本でした。
消費ではなく投資をすることによって自分に還ってくる。
お金も労力も同じですね。 o(^0^)o